文章の書き方。大事な順。ベスト40位まで。

文章術。つい読んでしまいます。

これまでたくさん読みました。だけど新しい文章本がでると読んでしまいます。本書は文章術の名著100冊のエッセンスを1冊にまとめたもの

既読感のあるものばかりでした。とはいえせっかく読んだので、まとめときます。それと文章術に大事なこと。いくつかのメモを残しておきます。

文章の書き方、大事な順

文章の書き方、大事な順

文章の書き方、大事な順

いかでしょうか。文章術本を2~3冊読んでる人は、タイトル見ただけで、「あ~、あれか」ってなるのでは?以下に上位のもののメモを。

文章術ベスト10位までの3行まとめ。文章本100冊から

1位:文章はシンプルに

①余計な文章はとにかく削って。簡潔に

②1文の長さの目安は「60文字」以内

③ワンセンテンスは、ワンメッセージで

2位:伝わる文章には「型」がある

①「結論が先、説明が後」の「逆三角形」が基本。ビジネス、実用向き

②説得力を高めたいときは「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」の「PREP法」。ビジネス、実用向き

③論文は「序論⇒本論⇒結論」の「三段型」で書く

3位:文章も「見た目」が大事

①「余白」で読みやすい印象を与える

②ひらがなと漢字はバランス重視で

③見た目を良くすると、文章のリズムも良くなる

4位:文章は必ず推敲する

①時間を置いて読み直す

②あえてプリントアウトして読み直す

③声に出して読み直す

④他人に読んでもらう

5位:「わかりやすい言葉」を選ぶ

①「難しい言葉」を「簡単な言葉」に置き換える

②専門用語を使うときは、解説を加える

③「簡単な言葉」を雑に扱わない

6位:比喩・たとえ話を積極的に使う

①使いやすいのは「直喩」「隠喩」「擬人法」の3つ

②より強い印象を与えたいときは「隠喩」

③知らないことは「知っていること」にたとえる

7位:接続詞を「正しく」使う

①接続詞は「使いすぎ」も「使わなさすぎ」もダメ

②必ず入れたいのは「逆のこと」を書く場合

8位:思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く

①いつでもメモを取れるようにしておく

②「アイデアの浮かびやすさ」は場所によって違う

③書き出したメモやノートを整理して文を組み立てる

9位:「正確さ」こそ、文章の基本

①どんな文章も、第一の役割は「伝えること」

②誤解なく書く、すべて書く

③理解してる内容だけを、ルールを守って書く

10位:「名文」を繰り返し読む

①「こんなふうに書きたい」と思える「自分にとっての名文」を見つける

②「これだ!」と思う本は繰り返し読む

PREP法とは何か?

「Point,Reason,Example,Point」の略。

・P(Point)=ポイント、結論

「長寿の秘訣は、役割を持って生きること」

・R(Reason)=理由

「役割を持つと、自己肯定感や生きがいが高まる」

・E(Example)=事例、具体例

「世界一長寿だった木村さんも、役割をもっていた」

・P(Point)=ポイント、結論、まとめ

「健康長寿でいるために、自分の役割を見つけよう」

論文は「序論⇒本論⇒結論」の「三段型」で書く

ビジネス文や実用文は結論を最初に書くが、論文やレポートは違う。「結論はあと」が原則。論文に求められるのは「結論の正しさ」ではなく、「結論に行きつくまでの展開の正しさ」だから。

・序論:扱うテーマと問題点を提示。疑問文を立てる

・本論:問題の原因を分析

・結論:結論、解決策、を提示する

大事なことは、序論で論点を1つに絞り込むこと。論点が1つであれば、結論も1つになる。

「型」を使えば、誰でも1時間でブログ記事が書ける

誰でも1時間でブログ記事が書ける

※ネタとしては面白いですが。調べる時間(インプット)を入れてません。たとえば書評ブログ記事なら3時間かけて本を読んで、2~3時間で書くとか。そんな感じです。ぼくの1000記事の平均です。あ、音楽系とかで調査&分析が必要な記事は、1つの記事で20時間以上かかってるものもあります。「120BPMの洋楽100曲」とか。

言葉が うまく出てこないんだ♪

どうしたら 君に愛してるって伝えられるだろう

君のためにつくった シンプルな歌

Words (Original Version 1983)

1983年、世界12か国で1位の大ヒット。イギリスは2位。アメリカはふるいませんでした。日本では地元のラジオ局で、7週連続1位の大ヒットでした。

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