ぜひ1回読んでみてください。
人におすすめしたくなる本です。30分で読めます。
書物について「出力性」を基準にその価値を考量するなら、とてもいい本です。
本屋のノンフィクションランキングでも、ずっと上位にいます。
2018年年間本売上では、オリコン調べで34位。21万4千冊。
「お金2.0/佐藤航陽」とか「青くて痛くて脆い/住野よる」より売れてます。
少し上には「コーヒーが冷めないうちに」がいて23万8千冊です。
アマゾンの評価は2分されてます。星5つが48%、星1つが33%。スピリチュアル否定派は星1つ。肯定派が星5つ。
否定派の意見は辛らつです。子どもにこんな商売させていいのか?この子の将来が心配。議論は尽きない。スピリチュアルを考えるきっかけになる本です。
ぼくが読んだ感想。こりゃホンモノでしょうね。本人がウソいってるとは思えない。ただ女の子がいう「かみさま」だったかは不明です。
彼女の場合は胎内記憶があったり、前世記憶があったり。オーラが見えたり、霊的な対話ができる人。たまにそういう人いるじゃないですか。ホンモノな人。
NHKスペシャル取材班によると、輪廻(生まれ変わり)はあるとしか言いようがないそうです。現代科学で解明できないことはたくさんある。たまにいる前世記憶のある子どもは、だいたい7歳ぐらいで前世の記憶が消えて話さなくなり普通の人生を歩む。
推測するに、彼女の場合は前世の誰かの記憶が残ってて、前世の誰かは神職系な人だった。自分で論理立てた「この世の仕組み」を創造していて、その記憶を彼女が語っているのではと。
女の子が語る内容はすごく筋が通ってます。一貫性があってブレがない。その話を講演とかで聴くと、そりゃ涙する人も出てくるでしょう。小学生にそこまでのことはできない。だから前世の経験値がそのまま受け継がれてると考えるのが、一番かんたんに納得ができます。
ちなみに彼女が世に出たきっかけは胎内記憶のドキュメンタリー映画。それで注目されてサンマーク出版の編集者が接触。女の子と手紙でやりとりして(合計で79枚)、ホンモノを確信したそうです。「かみさまと出会ってしまった」と。
以下に読書メモを。
目次
すみれちゃんの手紙
すみれちゃんができること
・オーラが見える
・かみさまの声が聞こえる
・胎内記憶、前世記憶、かみさまの国のことを伝えられる。
かみさまの国はどんなところか?
すみれちゃんの前世は空の上でかみさまやってた。
かみさまはたくさんいて、かみさまには階級がある。
空の上には、かみさまと、天使と、魂がいる。
えらいかみさまは、下の階級のかみさまたちにいろいろと教えたりする。
魂はさらに下にいて、かみさまになるために地球にきて修行をする。
かみさまの国は1つではなくて、たくさんある。
すみれちゃんのいたかみさまの国で、すみれちゃんは2番目の階級だった。
かみさまの一番の仕事は魂からの「このお母さんのところに行きたい」というリクエストを聞いてあげること。
かみさまと天使の違い
かみさまと天使は人の守る部分がちがう。
かみさまはどっちかというと体のほうを守っている。
天使は心のほうを守っている。
だからみんなはかみさまや天使たちに守られて一人の人間として生きている。
空の上の世界とはどんなところか
宇宙と地球の間にもう一つ世界があって、そこが空の上の世界。その空の上は魂が遊びに来る場所。
空の上の世界は公園みたいな自然できれいなところで楽しいことしかない。なぜ魂は地球に来るのか?それは経験値を上げるため。苦しみや悲しみは地球でしか体験できないから。そうやって修行をするとかみさまになれたりする。
空の上の世界は地球みたいに国がある。ただし階級(かみさまピラミッド)があるのは、一番偉いかみさまがいる国だけ。
それでこの国以外のリーダーは、一番大きな国の「かみさまピラミッド」の中のある程度上位のかみさまがなることになる。
宇宙人は存在するのか?
宇宙人はかわいいかんじ。手はあるけど指はない。遠隔でモノを持ち上げられるから指が必要ない。
かみさまと宇宙人の関係について。2人は話しできる。もし宇宙人が「地球に行きたい」と思ったら1回魂になる必要があるから一番上のかみさまにお願いする。OKが出たら魂になれる。でも宇宙人には戻れない。魂も1回だけなら宇宙人になれる。
宇宙人と言えばバシャールさん。バシャールさんの言ってることは全部が本当のこと。ただあの人が降ろしてるのはかみさまの言葉じゃない。バシャールさんのは宇宙人の言葉。宇宙人としゃべってる。
人間の進化は猿からではない
猿は猿。人間は人間。人間はどこからきたのか?上から降ろされた。最初に大人が来た。降ろしたのは宇宙人じゃなくてかみさま。50人ぐらい最初に降ろした。男女比は少しだけ女性が多かった。
最初の人間は特別だから、かみさまに守られてた。かみさまと話もできた。
幽霊について
幽霊の人は「幽霊」というとみんな嫌がる。すみれちゃんは薄い人と呼んでる。亡くなってすぐ自分の葬式を見に行く人もいる。7割ぐらいは見に行くけど、めんどくさくて行かない人もいる。
薄い人は飛べるし宙に浮いてるから、それで自分が亡くなったと気づく。
自殺した人は「反省部屋」にいく。反省部屋は普通にいいところ。反省というより人生を振り返るような部屋。ようは「なんで自殺をしたか」考える場所じゃなくて「次の人生をどうするか」考える場所。
その部屋は自殺した人だけしか入れない部屋。入らなかったらそのまま上に行くだけ。
体調でオーラは変わる
オーラは人によってちがう。体調によってもオーラが変わったりする。
オーラの色を変えるのはかんたん。
元気で楽しくてワクワクしてると明るい色やその人が好きな色や、オーラの色がキラキラ輝くときもある。
体調が悪いとオーラの色が暗い色になったりする。
前世の記憶とかたまにテレビでやってますよね。
「○○の生まれ変わり」と名乗る人は、前世であろう人物本人にしか知りえない事をどんどんいい当てるので、驚いてしまいます。
そして、「ああ、前世って本当にあるんだな・・・」と信じざるを得なくなってしまいます。
実はかくいう私も、「自分はもしかしたら、誰かの生まれ変わりなのでは・・・?」と時々考えます。