アフリカのこと、ほとんど知りません。
「ことわざを知ることはその民族を知ることになる」
アフリカには50以上の国、12億人の人口、3千以上の民族、2千以上の言語があります。
これまでアフリカの本は、あんまり読んでません。
印象に残ってるのは「コンゴジャーニー」ぐらい。英国人の探検家が全財産を投げうって、
コンゴの奥地のテレ湖に、ピグミーに伝わる幻の恐竜を探しにいく探検記です。
その本によると命の源はボロにあるそうです。ボロにはあらゆる創造の力が秘められている。
すべての霊がここから姿かたちを得る。呪いの源もボロにある。ボロとはリンガラ語で「女性の膣」のこと。
「なんでアフリカは奴隷供給基地になったのか?」過去の読書メモから。
『奴隷交易がおこなわれていた3世紀の間に、アフリカからアメリカへ売られた奴隷は約1000万人に達した。なぜそんなに多くの人が「交易商品」と化してしまったのか?
①当時のアフリカ大陸には、奴隷交易を「規制」する国家権力が存在しなかった。
②日常的に戦争を繰り広げていたアフリカの諸部族に、ヨーロッパ人は、「敵国の捕虜を売らないか?」と持ちかけた。一部の部族ではなく、交戦部族すべてに対して、敵国捕虜を売るようにささやいた。ヨーロッパ人は戦争を煽り、両者の捕虜を安く購入しアメリカ大陸へと送った』
以下に本書からアフリカのことわざ11選。
目次
ヤムイモが白く熟したら隠しなさい
幸福をひけらかすな、という意味のクリオ人のことわざ。
愚者は喋り、賢者は聞く
エチオピアのことわざ。
ゾウたちが戦えば苦しむのは草たち
ケニアのことわざ。強いもの同士の争いで苦しむのは、巻き込まれる弱いものたち。
斧は忘れる。木は忘れない
加害者は忘れるが、被害者は忘れない。ジンバブエ。
幸福な男は愛する女と結婚する。もっと幸福な男は結婚した女を愛する
アフリカ(不詳)のことわざ。
人を憎む者は自分が憎いのだ
南アフリカ共和国最大の民族、ズールー人のことわざ。民族間の争いやイギリスとの戦いの歴史がある。
コーラの実を包むのは葉、人を包むのは人である
シエラレオネのことわざ。コーラの実は少しずつ噛み砕いて独特の渋みを楽しむ果実。西アフリカでは嗜好品。親しくなりたい相手への贈り物とされることも多い。ちなみに1886年ペンバートン博士がコカ・コーラを作り出した。これはコカの葉とカフェインを含むコーラの実の成分、風味剤を炭酸水に混ぜたもの。当時はコカインは禁止薬物ではなかった。
最も美しいイチジクには虫がついているもの
南アフリカ。外見が美しくても内面が優れているとは限らない。アフリカでは大きいお尻がチャームポイント。その形に似て丸みを帯びたイチジクが美の象徴として引用されてる。
無益な日々とは笑いのない日々
紛争や内戦が続くスーダンのことわざ。チャップリンの言葉として紹介されることもある。
道に迷うことは道を知ることである
タンザニアのことわざ。迷いながらも自分で正しい道を見つけることこそが、本当の道を知ること。知識は試行錯誤の末に初めて身につく。
幸福の欠点は終わりがあること
ナイジェリアのことわざ。
サンタナで、アフリカバンバ♪
1999年のアルバム。グラミー賞9部門を独占。現在までの売り上げは2500万枚。
これ読んで思ったこと。コンゴには行きたくない(笑)。
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donさん、こんばんは☆ミ
今日は、大掃除というか、
以前から気になってた食器棚を片付けました~
使っていない食器、リサイクルに出そうと思い、
仕分けしました~
そして今、ハイボール飲みながら、
のんびりとブログ拝見してますo(^o^)o
諺、なかなかに深いですね。
以前、ジョージア州サバンナにある
奴隷博物館を訪れましたが、
彼らの歴史を思うと、なかなか言葉にならず、
ブログにも書けませんでした~
そういえば、ケニアが舞台の
「ナイロビの蜂」という映画を
整体の先生に教えてもらい、
TSUTAYAで借りて観ようと思います。