1967年、空前のベストセラーをよむと、真理について考えてしまいます。
例えば一族の隆盛。
個人的な感覚では、3代程度のサイクルになってるような感があります。現実の世界でも3代目のボンが、商売つぶしてるのを散見しますしね。。
親の背中とか高尚なことをいうつもりはないけど、人を育てず、搾取する人の子は、なにがしかの因縁を受け継ぎつぶれいくような気がします。
そういう意味では、「人にやさしく」 これがすべてだと、ぼくは思うのです。自分の代で、多くの人の気持ちを明るくすることができたら、子や孫もなにがしかの、いいものを受け継いでいくと。
焼酎で有名な「百年の孤独」の元ネタ。かばんで有名な「ガルシアマルケス」の元ネタでもあります。名前のもつパワーか。。
ガルシアマルケスは、釈迦に説法ですが、ノーベル文学賞を受賞したラテン文学のビッグネームです。息子は映画監督のロドリゴガルシア。
筒井康隆の「アホの壁」を読んでた時に、まるでソクラテスの悪妻のような、激しい妻がでてくる本として紹介されてたので、ぜひ読んでみたいと思いまして(笑)。
まあコロンビアあたりなんでしょうが、架空の土地でおこる7代にわたる一族の興亡を描いた大河ドラマです。ボリュームは1Q84くらいあるので、読了には12時間はかかるでしょう。速読は、面白いのと同じ名前がでてくるので困難かと。
この本で再認識したこと。
・初期の資本主義の苛烈さ
・恋の苦しさ
・カトリックとプロテスタントの溝の深さ
ガルシアマルケスの生い立ちなどは、以下の記事をご参照ください。
(関連記事)
「ガルシア・マルケス | ぼくはスピーチをするために来たのではありません」
https://book-jockey.com/archives/9895