みなさんは神社行かれてますか?
ぼくは初詣しか行かなかったですが、最近はよく行くようになりました。欲深いんで。
神社の効能ってわかりますよね。すべての願いが叶うわけじゃないけど、願望を絞り込むところまでできてると、成就の確率は上がる。
スピリチュアル系の本は科学的じゃないけど、否定もできないんですよね。「ありかも」と思えば取り入れたらいいだけのこと。
以下に読書メモを。
目次
神社の神さまの正体は何か?
神社の神さまの正体、それは「僕たちの意識」。神社という場に来て、僕たちはお祈りする。その「祈りの集合体」が神さまの正体。
神社が人々の祈りの集合体であれば、「希望をすでにかなえている人たち」が行く神社に参拝したほうがいい。たとえば、恋愛系の縁結びをしたいなら、湘南の江の島神社。理由はカップルや家族連れだらけだから。
国会議員になりたければ、首相官邸近くの日枝神社に参拝すること。ほとんどの国会議員が参拝してるから。うまくいってる人の集合意識にアクセスすることが、成功への近道となる。
神社はインターネット
インターネットは神社に似てる。神社は神さまたちのネットワーク。ネットワークの名称が、「稲荷社」 「八幡社」 「天神社」 「諏訪神社」 「神明神社」 「熊野神社」 「白山神社」 「住吉神社」など、全国に多数ある神社群。たとえばお稲荷さんは全国に3万余あるが、これらはみなつながっていて稲荷ネットワークを形成してる。どこかの稲荷神社を参拝すれば、総本社の京都伏見稲荷大社につながる。
ちがう神さまを一緒に参拝してもケンカしない?
ちがう神さまのお守りを一緒に置くな。よく聞く話だ。これは昔は神さまが対立関係にあることが多かったから。たとえば稲荷神が氏神の秦氏と、春日神が氏神の藤原氏。ちがう血縁集団の間で、利害が一致することはない。しかし現代の神社は万人のもの。あちこち参拝しても問題ない。
愛とコミットメント
神社には成功と幸福を実現するなにかがある。2008年土木学会での東京工大の研究発表。
「神社・お寺」がある地域は、ない地域に比べて、人は地域に愛着を持ちやすい。論文では神社お寺以外に、公園、コンビニ、川、池、田んぼ、ショッピングモール・・・などについて調査。その結果、「公園」だけは地域への愛を生む効果がありそうだった。
神社は愛の生産工場といえる。愛は人のパフォーマンスを高める効果がある。また神社では、多くの人がコミットメントする。
経営や教育も、つきつめれば「愛」と「コミットメント」。神社に行くとその両方が高まる。だから成功につながりやすい。
神社の神さまへのお参りの仕方
①住所氏名を伝える。名乗るのは神さまへの礼儀。
②「参拝させて頂き、ありがとうございます」と感謝を伝え、ひとつだけ願いごとを伝える。
③「はらいたまえ、きよめたまえ」祝詞とよばれる神道の祈りの言葉を唱える。
順番は前後してもよい。神さまとの交流は「スキマをつくること」がポイント。心が悩みや雑念でいっぱいだと、神さまが入り込む「スキマ」がない。しかし「無心に近づくほど」そこに神さまが入ってくる。
祈りとは、意志を宣言する行為。いっぽうで「自分の意思を伝えるだけでなく、神さまの意志を受けとる」。あなたに頼みたいことが神さまにもある。神さまは僕たちを通して、この世すなわち現実社会に貢献する。現実を変えるには僕たち人間の助けがいる。神さまの頼みとは、基本は誰かとハッピーな関係を結ぶこと。神さまは他人と自分を幸せにするご縁を結ぶ。
厳密にいうと動作的には以下。お参りの本質は上記。
入口の鳥居でおじぎ⇒鈴鳴らす⇒賽銭⇒二礼二拍手一礼⇒ここで上記⇒出口の鳥居でおじぎ |
なぜ神社でお参りの前に手を洗うか
みそぎ祓い。けがれを祓う。科学的には、手を洗うと最悪感が減る。「実験結果によると、不道徳な行為をしたあとで除菌効果のあるハンドソープで手を洗った人は、そうしなかった人にに比べ、罪の意識がかなり軽くなっていた」神社によって水が枯れている場合は、両手をこすりあわせ何度かパパンと音を立てて祓うこと。
全国の主要天下取り神社
神さまは人間が創造した意識であり、祈る人々を通してこの世にコミットする。このことをよく理解していたのが徳川家康。家康は人間も神さまになれることを理解していたようで、自分が神さま化できるよう、意識的に行動した。死後「東照大権現」となる。死んだあとも日本に影響を及ぼしたかった。
信長は「諏訪大社」のあつかい方を大きく間違えた。家康は「諏訪大社」を適切にあつかったことで大きく勢力をのばす。諏訪大社に祭られるタケミナカタノカミは、日本を代表する戦いの神。
神社は人々の祈りの集合体。諏訪大社のように歴史のある大きな神社には、それだけ膨大な祈りが積み重なっている。祈りは善良なものだけではない。うらみつらみの「はけ口」にもなってる。邪気を封じ込めておくのも神社の役割。信長は焼き払い、人々の内なる「魔」を野放しにした。
ご神体とは?
神社の本殿にはご神体がある。ご神体の多くは「鏡」。参道は産道。拝殿へ向かうことは生まれる前の自分に戻ること。本殿は子宮。そして鏡がある。鏡にうつるのはあなた自身の姿。鏡にうつるのは「生まれる前の私」。参道をたどることで生まれる前の自分に戻る。
トヨタのカイゼン
神社で神職の人が行う業務は、大きくわけると2つ。それは「掃除」と「結界」。結界とは線引き。鳥居を立てたり、しめ縄をはったりする。
これは改善でも基本となっている。5S「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」の徹底。目的は仕事をちゃんとするための環境づくり。神社はまさに5Sの見本。
カイゼンの結界は「区画線」を引くこと。線を引いてモノの位置を定める。
結界
結界は時計回りでつくる。反時計回りは、結界の解除を意味する。
赤いパンツ
赤いパンツをはくと第一チャクラが活性化する。男女ともモテる人は第一チャクラがたいへんパワフル。美輪明宏や奥田民生が、赤いパンツをはけとおすすめしてる。モテる必要のない人は、赤いパンツを避けるべき。
キレイとカワイイを客観化する
「キレイは直線、カワイイは曲線」柴崎マイのおしゃれの教科書より。人間のファッションでは、直線が多ければキレイ系、曲線が多ければカワイイ系。大人の女性がキレイに見えるシルエットは直線8割、曲線2割。
著者おすすめの精神世界本
「アミ 小さな宇宙人/エンリケ・バリオス」
チリの作家が書いた本。さくらももこのカバーイラストで日本でもおなじみ。マイナスの状態から一歩踏み出す、生きる力を得られる本。
「ありがとうの神さま/小林正観」
自己啓発の世界では有名な著者。膨大なメッセージからよりすぐったベストアルバム的な一冊。
「人生は思い通り!マンガでわかる引き寄せの法則/奥平亜美衣」
引き寄せ法則の本はたくさんあるが、本書はもっともわかりやすく親しみやすい。
「アルケミスト/パウロ・コエーリョ」
世界中で売れた羊飼いの少年の旅の物語。この本を読むと、スピリチュアルな学びは終わりにしてもいい。無人島に1冊だけ持っていくべきと思える本。
Duran Duran – Save a Prayer♪