なぜタバコが減っても肺がんは増えるのか?「本当のたばこの話をしよう」より

たばこを吸う人が少なくなりました。会社の部署とかで。

葉っぱのタバコ吸う人は自分1人だけだったりする。アイコスやグローはいるんですが。

タバコは身体に悪くない、とかいう本がたまにありますよね。橋内章とか飯島勲とか。ああいうのを書評でまとめて喜んでました。

んでタイトルが気になりました。「本当のたばこの話をしよう 毒なのか薬なのか」

結論を申し上げると、完全に毒だそうです。加熱式たばこ(アイコスとか)も毒。う~ん、、夢のない本だw




タバコが引き起こす病気といえば、まずは「肺がん」です。男性の喫煙者で肺がんで亡くなるのは15%だそうです。たばこを一生吸わない人が肺がんで亡くなる確率は3%と低い。タバコを吸うと肺がんのリスクが5倍になります。3%x5倍=15%。

逆にいうとタバコを吸っても85%は肺がんで死なない。肺がんで亡くなる確率が15%にしかならないのは、肺がんが高齢者の病気だから。喫煙者の多くは肺がんで亡くなる前に、他の病気で亡くなっている。

喫煙が引き起こす病気のリストは以下です。それと喫煙者と非喫煙者の年齢別肺がん累積死亡確率のグラフ。

以下にその他の読書メモを。




たばこの消費が減るのに肺がん死亡率が増える理由

「たばこが減ってるのに肺がん死亡率が増えている。だからたばこは原因じゃない」ネットに出回ってる情報は本当なのか?答えは「いいえ」。

グラフの一部を切り取った印象操作。30年ずらせばたばこ消費量と肺がんの減少は一致する。

加熱式たばこ(アイコス等)は健康リスクは減るのか?

フィリップモリスはアイコスを米国FDAに「リスク低減たばこ」として申請したが、FDAの諮問委員会はこれを退ける決定をした。

加熱式たばこ(アイコス等)は従来のたばこと同様に有害であり、従来型と同様に規制すべきであると。

アイコス等の成分を分析した研究では、紙巻きたばこと比べて減っている物質もあるが、多くの発がん物質が含まれ、ニコチンの量も大きく変わらない。

たばこの葉由来の物質だけでなく、加熱式たばこ本体のプラスチックが熱せられることで有害な物質が発生することも報告されている。

米国FDAはアイコスの有害物質が減ることは認めたが、健康リスクが減ることについては認めなかった。ごく微量の有害物質で健康被害が生じる場合、有害物質の量が多少減っても健康被害が生じることに変わりはない。

ちなみに「iQOS」は、I Quit Ordinary Smoking (私は普通のたばこをやめる)の頭文字をとって命名された。

ウィリーネルソンで、スモーク・スモーク・スモーク♪

(関連記事)

【タバコと酒の健康常識はウソだらけ/橋内章/13年8月初版】
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02

【お酒を飲んで、がんになる人、ならない人/横山顕/17年4月初版】
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2017-07-22




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