酒のあて、おすすめを季節ごとに。居酒屋で何を頼むべきか?

ラズウェル細木の「酒の細道」は、好きでよく読みます。

最近は企画モノの本も出してます。本書は「二十四節気」ごとの旬の食べ物(酒の肴)を紹介する本です。二十四節気は、立春、夏至、秋分、冬至・・など1年を24分割し、季節の変化を表すもの。

以下に旬のものを。居酒屋の注文のご参考に。




<立春 2月4日~2月18日頃>
フキノトウ、カリフラワーとブロッコリー、サワラ、サヨリ、食用菜の花、セリ料理。純米の辛口がセリの持ち味を引き出す。

酒のあて おすすめ

<雨水 2月19日~3月4日頃>
ハマグリ、ウスメバル、カラシナ、カサゴ、はっさく。メバルは春告魚ともいう。

<啓蟄 3月5日~3月19日頃>
ワケギ、アオヤギ、関アジ、アサリ。春メニューに加えたい「ぬた」。

<春分 3月20日~4月3日頃>
アシタバ、ニシン、シラス。先週シラス食べました。神戸は「いかなごのくぎ煮」シーズン到来。同僚は居酒屋なのに「くぎ煮とライス」頼んでました。ぼくは必死でとめたんですが。

酒のあて おすすめ

<清明 4月4日~4月19日頃>
ソラマメ、サザエ、シロエビ、ホタルイカ。ホタルイカで有名な富山湾は3月1日が解禁日。旬は4月から5月初旬。水揚げ最多の兵庫県では、1月下旬ごろから漁が始まる。

<穀雨 4月20日~5月4日頃>
緑茶、木の芽(山椒の若芽のこと)、タケノコ、のれそれ、桜えび。まだ早いかもしれませんが、これまた先週タケノコ食べました。皮を使ったキャンドルが洒落てた。

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<立夏 5月5日~5月19日頃>
マダケ、カツオ、マンゴー、シャコ、新ゴボウ、グリーンピース。カツオの旬は夏と秋の年2回。立夏のころは「初鰹」と呼ばれ、秋の「戻り鰹」に比べ魚体は小さく、さっぱりした味わい。

<小満 5月20日~6月4日頃>
アジ、ジュンサイ、ホヤ、トマト。トマトは夏野菜の代表として知られるが、高温多湿に弱いので、おいしく食べられるのは、春~初夏と秋。

<芒種 6月5日~6月20日頃>
穴子、ネズミゴチ、青シソ、入梅イワシ(鰯の刺身やなめろうなど)、ミョウガ、ビワ。この時期に銚子で獲れるイワシは入梅イワシと呼ばれ、脂がのってことのほかうまい。

<夏至 6月21日~7月6日頃>
明石ダコ、ドジョウ、谷中しょうが(葉しょうが)、バジル、青唐辛子、岩ガキ。明石名物「明石ダコ」はエサとしてカニを食べるため、より一層おいしい。6月から8月頃の旬のタコを「麦わらダコ」ともいう。

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<小暑 7月7日~7月21日頃>
そうめん、オクラ、ウリ類、アユ。アユはよくキュウリやスイカの香りと言われるが、結局食べてる川の苔の香り。

<大暑 7月22日~8月6日頃>
土用シジミ、スイカ、アワビ、ニンニク、ウナギ、ツルムラサキ。ウナギは関西は直接焼き、関東では一度蒸してから焼く。なぜか?関西は名水で有名な場所も多く、関東は水が悪かった。ウナギは獲れるが水質のせいで身がブカブカとし、臭くて食べられなかった。そこで一度蒸すことで問題を解決し、現在に至ってる。

<立秋 8月7日~8月22日頃>
ウニ、シマアジ、タチウオ、スズキ、トウモロコシ、ゴーヤ。伊豆七島でよく獲れるので島鯵(しまあじ)と呼ばれる。

<処暑 8月23日~9月6日頃>
マイワシ、桃、ナシ、ブドウ、イチジク、スダチ、サンマ。旬のサンマはハラワタがうまい。ほろ苦さは酒の肴にうってつけ。スダチはゴルフボールぐらい、一回り大きいのはカボス。

酒のあて おすすめ

<白露 9月7日~9月21日頃>
昆布、スッポン、サトイモ。スッポンは水温が15度以下になると冬眠する。冬眠に備え栄養を蓄えた時期が脂がのってうまい。芋煮会は秋の東北の風物詩。

<秋分 9月22日~10月7日頃>
原木シイタケ、サツマイモ、サバ。サバは青魚の王様。10~11月のサバを秋サバといい脂がのり一番うまい。

<寒露 10月8日~10月22日頃>
ぎんなん、柿、栗、ニンジン、マツタケ、落花生、小豆。マツタケ以外にも、シメジ、シイタケ、マイタケ・・・きのこ類の美味い時期。

<霜降 10月23日~11月6日頃>
鮭、チンゲンサイ、ジャガイモ、ハゼ、マイタケ、カリン。江戸の昔から秋の風物詩は「ハゼ」。ハゼといえば天ぷら。




<立冬 11月7日~11月21日頃>
ネギ、しょうが、りんご、ズワイガニ、新蕎麦、イクラ。ズワイガニは松葉ガニや越前ガニなどと、水揚げ地で名称が異なる。新潟以北は10月、富山以西は11月に解禁。

<小雪 11月22日~12月6日頃>
フグ、春菊、白菜、ユリネ、ヒラメ、こんにゃく、クワイ。待ちに待った新酒シーズン到来。

ヒラメの刺身

<大雪 12月7日~12月20日頃>
ハタハタ、マダラ、キンキとキンメダイ、トコブシ、カマス、馬肉、新海苔。漁港には冬が旬の魚がどんどん水揚げされる。キンメダイはキンキの半値。

<冬至 12月21日~1月5日頃>
ブリ、ゆず、大根、カボチャ、キンカン。冬至には、ゆず湯に入り、カボチャを食べて、ぶり大根も食べる。旬の11~2月頃に日本海で漁獲される天然物を寒ブリと呼ぶ。脂がのって非常にうまい。

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<小寒 1月6日~1月20日頃>
マダイ、コマツナ、七草、カキ、長芋、レモン。長芋、自然薯、大和芋など山芋類の旬は11月~2月。天然のサプリともいわれ、疲労回復、滋養強壮に効果がある。カキは12月から3月が旬。岩ガキは夏が旬。

<大寒 1月21日~2月3日頃>
アンコウ、マグロ、ナマズ、白子、ワカサギ、カブ、鶏卵、水菜。豆まきよりポピュラーになった恵方巻。巻き寿司なのは福を巻き込む、包丁を入れずに食べるのは縁を切らないようにという意味。

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