「天皇と国王の違い(エンペラーとキング)」わかりやすく、A4紙1枚程度で

昨日は即位礼正殿。

昼頃にユーチューブをPCで見てると、即位礼正殿をライブ中継してました。ラグビーワールドカップ、日本シリーズもユーチューブでライブ中継。時代は変わりました。

天皇と国王の違いについて。よくわかってない人が多いと思います。それとわかりやすく、短く説明してる人も少ない。なので過去の読書メモのコピペですが、以下に再掲しときます。




天皇と国王の違いをわかりやすく

アメリカの女子学生はよく集まって議論するが、まず自分の主義主張を曲げない。押し付け押し通そうとすることがままあるとか。米国在住の日本人女子学生は、頭にくるとこう言うそうだ。

「それは伝統300年の発展途上国の考え方。私は2000年の伝統を持つ、古いエンペラーの国の人間だから、一致は無理ね」と。この一句は効くそうだ。伝統とエンペラーという言葉がどうもキーワードのようだ。

アメリカではエンペラー=皇帝を指す。天皇もエンペラー。天皇=皇帝とは日本人にはだいぶ違和感があるが同じ扱いだ。

政治的権威の序列は、皇帝=天皇>国王>大統領>首相の順。

皇帝が治めるか存在する国を帝国、国王が治めるか存在する国を王国、国民に選任される大統領や首相の国を共和国という。

20世紀には世界中に帝国があったが今は1つしかない。ロシア帝国、ドイツ帝国、エチオピア帝国、大英帝国など全部消滅。

いちおう条件的なものは、

・皇帝の名称が他から与えられたものではないこと。
・他の帝国と同等、もしくは戦争において勝利していること。
・他の国家から支配されたことがないこと(戦争の勝敗は関係なし)。
・複数の民族、国家を統治していること。統治が複数ではない場合は国名に大をつけない。

戦前の日本は文字どおり大日本帝国だった。英国の場合は王国だが、インドを植民地化した際、インドは帝国だったので皇帝を継承したということ。実際は強奪しただけだが。それで大英帝国になったが、インドが独立したのでまたもとの王国になった。

国家の呼称は政治的権威が基本で、実際の政治体制によらないので、一般的には国名の次に権威名か体制名を付記する。中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国のように。アメリカ合衆国(共和国)、大韓民国(共和国)とつけない場合もある。政治体制が共和国でも国王がいれば英王国、スウェーデン王国、モナコ王国のように呼称される。

では日本はなんと呼ばれているのだろうか?

たぶんほとんどの日本人が驚くのではないか。日本人は自国を普通は意識せず日本と呼んでいる。日本王国でもなく、日本共和国でもない。じつは天皇の実在する国の世界での分類呼称は、なんと日本帝国。単一国家なので大がとれてただの帝国だが、世界中で現存する唯一の帝国である。

中国がよく、日帝がどうのこうのと言ってくる。日本人はほとんど旧大日本帝国を指していると思っているのではないだろうか。ところが実際は、正確に今の日本帝国を指しているのである。

また韓国は天皇のことを日王という。中国も日本も皇帝がいた。韓国は王しかいなかった。
いま天皇=皇帝の呼称を認めることは、国家間の優劣格付けを決定的にすることだと、韓国は考えているのだ。

さいごにアメリカ。この国はこの関係の問題にはあまり触れたくないようである。数十年前のあるアメリカ新聞社のアンケート。

アメリカにない一番ほしいものは何?
答えは圧倒的に「王室」だったそうだ。




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