厳密には18年前の日本酒です。2000年7月1日製造。キッチンの収納から出てきました。箱の中に入った大吟醸の4合瓶です。
18年前の日本酒を飲んでみた
銘柄は「萬歳樂 大吟醸 口吉川」です。石川県の酒みたい。2500円ぐらい。
色はちょっと黄色っぽい。ある種の白ワインみたいな色。
味はビミョーでした。ふつう大吟醸ってフルーツっぽい香りがあるじゃないですか。華やかというか。あれがまったくありません。日本酒特有の甘さもない。苦い。いうほど苦くありませんが、言葉で表現するとしたら甘くない紹興酒&ビターチョコレートっぽい味。
美味いウイスキはストレートで飲める。焼酎は雑味があるのでストレートよりロックのほうがいい。この古酒は・・・どっちかというと焼酎をストレートで飲んでるようなかんじです。なんかビミョーなんですよ。
やっぱ日本酒って1年以内に飲んだ方が美味しいです。大吟醸ってふつうは「こりゃ美味い。生きててよかった~」ってなるんですが、そうならなかった。
日本酒として飲むなら、紙パック1千円の日本酒のほうが美味いです。夏休みで帰省してた息子らにも飲ませましたが、「これ以上入れんとって」ときらわれました。「これ、美味ないわ」「経験としては貴重やけど、あえて飲もうとは思わん」と。
日本酒の古酒の作り方
SAKETIMESっていうサイトに、自宅でできる古酒の作り方ってありました。以下。
「なんだか難しそう」「温度管理とか大変じゃない?」なんて声も聞こえてきそうですが、大丈夫です。以下のことを実行するだけ。
- 好きな日本酒を買ってくる
- 押入れの奥に優しく置く
- 待つ
ワインや泡盛じゃないので、日本酒には古酒に合う酒があるようです。安定して熟成しやすい「雄町米」で造られた「生ではない純米酒」がおすすめとのこと。
ちなみにアマゾンの日本酒ランキング1位は獺祭の純米大吟醸45。
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•Jan 26, 2020