「エッセンシャル思考|グレッグ・マキューン」要約まとめ

いわゆる禅本。仕事も断捨離すべきという。世は「禅アレンジ本」ブームなのか。。

・大切なことは「パレートの法則」じゃないけど本当に一部しかない。

・勇気をもって大多数のノイズを拒否し、自分の力のすべてを大事な一点に凝縮しよう。

・本質的な問題から解決していこう。

という本です。

「パレートの法則⇒成果の80%は上位20%で得られる。大抵の事にあてはまる」



エッセンシャル思考とは何か。目次を眺めるとなんとなく理解できると思います。

(1)エッセンシャル思考とは何か

1.エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
より少なく、しかしより良く

2.選択
「選ぶ」ことを選ぶ

3.ノイズ
大多数のものは無価値である

4.トレードオフ
何かを選ぶことは、何かを捨てること

(2)見極める技術
多数の瑣末なことの中から、少数の重要なことを見分ける

5.孤独
考えるためのスペースをつくる

6.洞察
情報の本質をつかみとる

7.遊び
仕事と遊びの関係性を知る

8.睡眠
十分な睡眠が脳の機能を高める

9.選択
「これしかない」と思えることを選ぶ

(3)捨てる技術
多数の瑣末なことを容赦なく切り捨てる

10.目標
最終形を明確にする

11.拒否
断固として上手に断る

12.キャンセル
過去の損失を切り捨てる

13.編集
余剰を削り、本質を取り出す。編集の4原則:削除する、凝縮する、修正する、抑制する(手を入れすぎない)

14.線引き
面倒くさい人たちと一線を画す

(4)しくみ化の技術
努力せず、自動的にエッセンシャル思考を実現する

15.バッファ
見積(時間等)は1.5倍で考える。予定通り進まない。

16.削減
成果を生まない努力をやめる

17.前進
小さな一歩を積み重ねる

18.習慣
本質的な行動を無意識化する

19.集中
「今、何が重要か」考える

20.未来
シンプルな人生は幸福である

最終章.エッセンシャル思考のリーダーシップ

その他の読書メモを。



最後の後悔

オーストラリアの看護師ブロニー・ウェアは、死を迎える患者たちが最後に後悔していることを聞き、記録しつづけた。その結果、もっとも多かった答えは、「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった」やることを減らし、人生をシンプルにして、本当に重要なことだけに集中する事が大事。

世界一の投資家バフェットの投資方法

バフェットは若いころ、数百の正しい決断をすることは不可能だと悟った。そこで絶対に確実と思われる投資先だけに限定し、そこに大きく賭けることにした。彼の資産の9割は、たった10種類の投資によるものだ。手を出さないという判断が、その富をもたらしたのである。

仕事と遊びの関係性

先進的な企業は、遊びの重要さに気づいている。遊びは脳の論理的で冷静な部分を刺激すると同時に、自由奔放な探求心を刺激する。主要な発見の多くは遊びを通じて生まれた。

コロンブスは遊んでいるときに、地球が丸いことを思いついた。ニュートンはぼんやり遊んでいるときに、木から落ちる林檎を見て、万有引力の着想を得た。ワトソンとクリックはDNAの形を遊び半分で空想していたとき、二重らせんという形に行きついた。シェイクスピアは言葉遊びを生涯やり続けた。モーツアルトは寝ているとき以外は常に遊んでいた。アインシュタインは実験という行為こそ、精神が遊びを求めている証拠だと考えた。

捨てられない考え

現代のような形の会社は、もともと産業革命から生まれた。大量生産による効率の向上こそが存在意義だった。当時のマネージャーたちは軍隊を見習い、厳格な管理法を取り入れた。営業部隊など、軍隊用語が使われるのはそのせいだ。産業革命が終わって久しい現代でも、大半の会社がその考えを捨てられずにいる。

会社にもっと遊びを!

ピーターシールのリーダーシップ

ペイパルの創業者ピーターシールの、エッセンシャル思考的なリーダーシップは半端でない。彼はペイパル社員たちに、「最優先の役割だけひとつ選べ」と言い、それ以外の仕事をするなと指示する。

ペイパル元副社長のキース・ラボワは、そのやり方について以下のように語っている。「ピーターは全社員に、それぞれたったひとつの仕事だけをやらせました。最優先の仕事以外の事で相談に行っても拒否されます。年次評価のシートにも、会社に対してもっとも貢献したことを一つだけ書くという欄がありました」

1万時間の法則の裏でもっと重要なこと

マルコム・グラッドウェルが提唱した「1万時間の法則」をご存じだろうか。心理学者K・アンダース・エリクソンがおこなった調査で、一流のバイオリニストは、練習時間が格段に多いという事実が明らかになった。生まれつき天才神話を打ち砕き、質の高い練習こそが一流を生み出すという新たな考えを世に広めた。

ただしこの考えは、1万時間という数字にとらわれ、時間ばかりを引き延ばすという弊害も生み出した。あまり注目されてないが、この調査ではもう一つの重要な事実が明らかになった。よく眠るという事実だ。

エリクソンの調査によると、一流のバイオリニストは、1日平均8.6時間の睡眠をとっている。さらに彼らは週に平均2.8時間の昼寝をしている。エリクソンらはこの事実から、睡眠が一流パフォーマーたちの並外れた集中力を支えているのだと結論した。

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