近所の本屋でビジネス書の1位になってた本。
日本で25万部売れたとか。世界では100万部だそうです。
発売後すぐに話題になりました。ビルゲイツやオバマが絶賛。
むか~し、「世界が100人の村だったら」が流行りましたが、あれの現代版です。
知らない間に世界は豊かになってた。貧困が消えていってる。
いつまでも自分たちだけが優位にいるわけではない。
現在、低所得国に暮らす女子の何割が初等教育を修了するでしょう?
A 20%
B 40%
C 60%
答え=C 60%です。ぼくはAだと思ってました。
世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
A 低所得国
B 中所得国
C 高所得国
答え=B 中所得国です。これもAだと思ってました。
世界の平均寿命は現在何歳でしょう?
A 50歳
B 60歳
C 70歳
答え=C 70歳です。これもAだと思った。みんな長生きになったんやね~。
30~40年前の知識を、そのまま思い込んでる。むかーし見てた兼高薫の世界の旅のイメージが頭にこびりついてる。アフリカの人はみんな裸で「ウンババ ウンババ」言ってると思ってました(笑)。
以下に読書メモを。ぜんぶで400pほどあって分厚い本ですが、データなどを除いた本編は325pです。わりと読みやすくて内容をパッとつかむだけだったら1時間ほどで読めます。そういう意味では翻訳本としては読みやすい。
世界の所得と寿命のバブルチャート
補足します。右の端っこは高所得な国です。おもに資源国というか地面から石油というお金が沸いてる国、それと人口が少ない都市国家がいます。ルクセンブルクとか人口の半分が外国人で金融国家というか税金安くしてお金持ちが集まってる。人口が多くてちゃんとした国民国家で所得が高いのはいわゆるG7諸国です。アメリカと日本の差、いわゆる6万ドルと4万ドルの差は為替です。120円が80円になったら日本が上回る。まあアメリカは石油が地面から湧いて出るけど。
どちらにしても資源が何もない日本は、とにかく教育を頑張らないとダメです。1に教育、2に教育。もう1つ。日本の健康はぜったいに守っていきたいですよね。世界に冠たる国民皆保険。そろそろ日本の量的緩和も収束なので円高に向かっていくでしょう。1人当たりの所得はまた増えていく。ただ痛しかゆしは日本経済をけん引する大手製造業は、円安のほうがいい。パソコンでクロームなんかのブラウザで見るなら、設定でズームを200%に拡大表示するとキレイに見えます。
4つの所得レベルごとの暮らし
補足すると人形1つが10億人です。ぼくたちは上位10億人のレベル4にいます。しかし知らんまに世界の半分はバイクは乗れる国になっていた。
地域ごと、所得ごとの人口分布
補足するとこれも人形1つが10億人。北米南米合わせて10億人、アフリカぜんぶで10億人、欧州ロシアぜんぶで10億人、思ったより少ないですよね。ほとんどがアジアだ。これからの経済を考えると、中国やインドとは仲良くしていきたいですよね。だけど中国は・・早く反日教育やら抗日ドラマをやめて欲しいです。
ファクトフルネスの大まかな10のルール
①分断本能を抑えるには?
大半の人がどこにいるのか探そう。
②ネガティブ本能を抑えるには?
悪いニュースのほうが広まりやすいと覚えておこう。
③直線本能を抑えるには?
直線もいつかは曲がることを知ろう。
④恐怖本能を抑えるには?
リスクを計算しよう。
⑤過大視本能を抑えるには?
数字を比較しよう。
⑥パターン化本能を抑えるには?
分類を疑おう。
⑦宿命本能を抑えるには?
ゆっくりとした変化でも変化してることを心にとどめよう。
⑧単純化本能を抑えるには?
ひとつの知識がすべてに応用できないことを覚えておこう。
⑨犯人捜し本能を抑えるには?
誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう。
⑩焦り本能を抑えるには?
小さな一歩を重ねよう。
わたしの名前は東風♪
わたしと一緒に 踊りましょう♪
さあ わたしを感じて♪
やっぱアジアの市場はデカいですよね。100年単位で考えると風は東から吹くのか。
ということでYMOの東風♪
donさん、こんばんはー
やはり、この本をお読みになられていましたね。
この本を読んで変な固定観念が根付いていたんだな、と今更気がつきました。。。
おっしゃる通りインドと中国とは仲良くやっていきたいですよね。
ただ一点、この本を1時間で読むことは逆立ちしてもできないです。
donさん、すごい!