セファールC2になる勉強方法と、どんなレベル?具体的に

CEFR(セファール)「C2」コストゼロの勉強方法

CEFR(セファール)「C2」コストゼロの勉強方法

息子がなんとなく受けたEFSETで、CEFR「C2」ランクになったと自慢してきました。

まったく意味がわからなかったので調べてみた。

CEFR(セファール)とはなんなのか?

CEFRとは欧州の各国言語の語学力を測る基準というか国際標準=世界最大のモノサシ。

アメリカの英語力を測る基準はTOEFL。日本は英検とTOEIC。

英検は文科省の天下り先。TOEICは経産省の天下り先。それぞれ受験料は1万円前後します。英検とTOEICは、警察の天下り先の交通安全協会みたいな感じです。

で、CEFR(セファール)は無料です。EFSETでいつでもネットで簡単に受けられる。

この基準をどう使うのか?「このスペイン語で行われる講義を理解するにはC1レベルが必要です。C1以上の人が受講ください」という風に使われるみたい

日本では僕の回りでは誰も知りませんが、CEFRの方がグローバルスタンダードみたいです。これが日本でメインに使われだすと、文科省と経産省の天下り先がつぶれます。

つぶれると不都合な人もいるので、この無料のテストはあんまり広がらないと思う。笑

ただしセファールは履歴書にも書けるちゃんとした資格みたいでした。世界的には英検?TOEIC? 何それ?みたいな感じだそうです。

家族から見た息子の英語の勉強方法

CEFR(セファール)「C2」コストゼロの勉強方法

上表によるとC2は英検1級やTOEIC満点より上位グレードみたいです。それがどういうレベルなのか?勉強法はどんな感じなのか?英語ができるメリットは?

父親の目から見た感想を以下に。

ちなみにぼくはTOEIC600点前後。最後に受けた時は500点台でした。まあ…アホです。えらそうに洋楽ロックの歌詞解説を息子にしていましたが、完全に追い抜かれました。

セファール「C2」に至る勉強方法

息子は高校までとくに英語の勉強はせず。中高一貫私立だったので1カ月ほどカナダにホームステイはさせましたが。修学旅行みたいな感じです。それだけ。

うちは放任主義だったのでゲームばかりやってました。とくに洋ゲー。洋ゲーは英語の勉強になるみたい。洋ゲー情報を得るためにツイッチという外人の配信ばかり見ていました。

大学になると工学部だったので、自作でVR作ってVRChatに入り浸ります。ソニーがプレステVR発売する前の話。

初期のVRChatは日本人がほぼいませんでした。ここで共通言語は英語なので会話しまくったようです。

年齢層は世界各国の20代前半ぐらいまで。男が多い。ゲーム、映画、下ネタ、音楽、マンガなどについて語り合う。

けっこう少年ジャンプネタが多くて、日本人がまったくいないので貴重な日本人ワクとして重宝されたとのこと。少年ジャンプは小学校1年から毎週読ませていたし、ゲームは幼稚園から買い与えていたのでトークネタで優位だった模様。

毎日数時間、休みは1日中そこで世界中の人と話していたそうです。

ルームには32人ほど入れて、いろんな人と立食パーティみたいに話したり、個別に1対1で3時間ほど話し込んだり、そんな感じだったと。

人種はさまざま。特亜もロシア人も結構いる。息子曰くVRChatにいる韓国人や中国人はいい人ばかりだそうですが。

英語で情報交換がちゃんとできる日本人がVRchatにほぼいなかったので、毎日3人以上、外人から友達申請が来ていたそう。やっぱマンガとゲーム好きな日本人は人気みたい。

大学時代にTOEIC受けるようアドバイスしたら900点オーバーを達成。TOEIC用の試験勉強は全くしなかったそうですが、趣味だけで点とれるもんなんですね。就活の武器になりました。

ただTOEICと会話力は関係ないと言ってました。900点以上の友人と一緒にVRChatやっても友人は全く話せなかったそうです。やっぱ日本文化への造詣がポイントみたい。いま世界の人々が興味を持つ日本文化はマンガとゲーム。そこを抑える必要がある。

英語ができるメリットは?

米国企業日本法人にエンジニアとして就職できました。大学院の新卒初任給は約700万円。

給料が米国水準になるので英語ができると少し金持ちになれます。もちろん学校での研究内容も評価されてのことですが。

それと技術的なものは英語の情報が早いので、そこから日本人が誰も知らない分野に先行できる。最近はブロックチェーンにハマっていて、Redditのコミュニティでマイナー通貨について色々教えてもらっているみたいです。

今年はETFと半減期で激動の1年になる。ETF後一時下がって半減期に向かって上がって、その後10年スパンで見たら5~10倍になるとのことだったので、息子一押しのBitconeというマイナー通貨に50万円ほど相乗りしました。

現在の息子の仕事状況について。

正月帰省時に聞いてみました。残業は月に40時間ほど。1日のメールはだいたい200件。チームスは1日8件ほど。

米国や中国ともチームスで会議したりするそうです。社会人になってますます英語力が鍛えられてるみたい。

それでEFSET受るとCEFR「C2」になった。やっぱ仕事で使うと伸びるよね。

それよりどうやってチームス1日8件もやれるのか、僕には不思議です。

いったいいつ事務処理というか仕事するの?ぼくはメール70件、チームスは1日1件あるかないかです。それでも結構しんどい。若い人は処理能力高いよね。

「C2」の人はどういうレベルなのか?

だいたい1センテンス聞いたら、イギリス英語かアメリカ英語か豪英語か、わかるようになったそうです。自分でも各国英語のイントネーションでしゃべりわけることができる。母音の違いって言ってました。

英語がネイティブ並みに話せる気安い日本人がいないので、たまにVRChatに出没すると、外人に「どこで英語勉強したの?」と驚かれ、「ツイッチとVRChat」と答えるそうです。

それと外人に日本語教えてくれとめっちゃ頼まれるらしい。じっさいVRChatの友達にZoomで日本語を教えてるそう。ぼくらの時代はペンパルやったけど。たった一世代でテクノロジーの進歩って凄いよね。

英語の点数を上げる勉強をせずに、趣味を追及したら英語が上達する時代になりました。

ぼくらの時代は英語が仕事で必要になると、コストをかけて「駅前留学」していましたが、無料で英語力がUPできる新時代が来たのかもしれません。

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