愛犬の最期。介護日記と治療費用等について 

愛犬

少し落ち着いたので。

諸行無常。 愛犬が旅立ちました。

最後の2週間、短い介護日記を書いていました。よくなって欲しいと願いながら。

愛犬の最期を看取る方の参考になるかもしれないので、以下に記します。元気がなくなってから、わずか2週間の事でした。本当に急でした。治療費も必要になってきます。それについても詳細を記しました。



愛犬最期の2週間。介護日記

11歳3か月のイングリッシュ・ビーグル(アメリカンより一回り大きく体重は約2倍)が、弱ってきました。

ブログのアイコンであり家族が溺愛する愛犬です。とても幸せな犬で、犬に生まれるならこの犬に生まれたいです。

以下2週間の記録。

11月1~3日の三連休:
ずっと寝てたので元気がない。

11月4日(火):
病院で検査。犬は健康保険がないので高い。精密検査と薬で3万5千円。元々ヘルニア持ち。今回子宮から膿が出てる。心臓が肥大してる。3つが重なった状態。呼吸もしにくそう。その後ずっと寝てて動かないけど、食事はしてました。

11月9日(日):
水も食事もとらなくなった。心配になり病院へ。注射2本してもらう。1万2千円。

11月11日(火):
水も食事もとらず、歩けなくなったので病院へ。即入院。2日かけて栄養や薬を点滴する。

11月13日(木):
退院。5万円。再検査結果は数字は悪くない。膿は出てるけど子宮もそんなに悪くない。心臓も今すぐどうこういうレベルでもない。先生曰く元気がない理由はわからない。いつも奥さんが添い寝してたが、今日は僕が添い寝。夜にむくっと起き上がると水を飲ませる。小さな皿に2杯飲んだ。

食事はこの際食べれるものは何でもいいので、奥さんが流動食をつくってる。ふかしイモやおかゆ、やわらかささみ等。それらも食べないので、プリンやカスタードクリーム、アイスクリームを手から食べさせたり、歯茎に擦りこんだり。元気なときおしっこ散歩は1日5回ぐらい連れて行ってますが、今日は昼の3時30分に1度きり。

11月14日(金):
朝から水を飲む、流動食や、カリカリのフードも食べる。ちょっと持ち直してきたか。このまま元気になって欲しい。

11月15日(土):
午前中病院。注射2本。薬は5種類2週間分。心臓病2種類、利尿剤、気管支拡張剤、消炎剤。5千円。朝公園に抱いて連れて行っておしっこ1回、水と食べ物を自分で食べる。呼吸が早い。夜はぼくが添い寝する。あまり動けないのに、7回も寝る場所を変わった。そのたびにふとんをかけてやる。しんどいのかもしれない。



11月16日(日):
呼吸が早い。計ると1分間に120回。しんどそうなので朝一番9時に病院へ。レントゲンをとる。心臓も前回より肥大して弱ってる。その影響で肺水腫。肺に水分がたまり溺れてるような状態になる。レントゲンを見ながら説明された。注射2本と点滴。利尿剤で肺の水を出す薬や栄養など。2万円。

家に帰り、薬が効いて呼吸が楽になったらいいなと、奥さんが布団の中で添い寝。12時30分、奥さんの悲鳴。呼吸が弱くなった。居合わせた家族3人で「がんばれ」「大丈夫やで」と励ます。2回ほどビクッとする。すぐに病院へ電話し受け入れてもらう。車で家族3人移動中に、奥さんと息子の膝の上で息を引き取る。

力のなくなった重い体を抱き病院へ。先生いわく「心臓は止まっています。蘇生をします?」否。そのまま見送りました。

月初に21キロあった体重は、2週間で18.5キロまで落ちました。犬の呼吸は安静時に1分間40回ぐらいなので、肺水腫がだいぶしんどい状態でした。体温は亡くなった日は36度とだいぶ低かった。前日は37度ありました。

奥さんは自分を責めてましたが、できることは全てやったと思っています。

愛犬の最期。介護日記と治療費用等

11月17日(月):
予約したペット葬儀屋に家族全員で出向く。会社は午後半休。16時到着。祭壇で般若心経を上げてもらう。棺は段ボールに白い布がかけてあり、その中に愛犬。おもちゃ、おやつ、洋服、花などをつめこむ。16時30分火葬場。約1時間ほどかかる。待合室は貸し切りでした。骨壺2千円、葬儀費用3万1千円。

最期の2週間にかかった費用は総額で約15万円でした。

骨壺はリビングに置いて、毎日お線香と水とフードをあげてます。なんとなく家の中に愛犬がいるような気がするので。

元気なときは、車で景色のいい公園なんかに連れて行って、1時間ぐらい散歩して帰ってくることもありました。今になって思うと、とても楽しい思い出です。もう一度散歩に連れて行ってやりたい。

今までありがとう。さようなら。

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