レゲエの発祥国、ジャマイカ。
ジャマイカでいま、最も輝いている女性ボーカルはSevanaです。1991年生まれ。
Wikiによるとジャンル的にはレゲエ、ソウル、R&B。セリーヌディオンの影響が大きいと本人が語っています。
ファンの1人としては、10月にあるSevenaの交通事故裁判の行方が気にかかりますが。
まずは1曲貼っときます。Sevanaで、Lowe Mi ♪
いかがでしょうか?ええ感じでしょう?
TinyDeskでもやってるので、こちらも貼っときます。
ボブマーリーのベースの音はどうやったら作れるのか?
ジャマイカと言えばレゲエ。
レゲエの魅力は「太いベース音」だと思うのですが、これについて中村公輔が語っています。過去記事の読書メモを再掲。
ボブマーリーの「キャッチ・ア・ファイア」のようなベースの図太いサウンドは、どうやったら作れるのかという質問が多く寄せられる。実はあれは普通にやってたらムリなやり方で作られてる。
イギリスでレゲエのようなテンポが遅い音楽は売れないと踏んで、ロックと同じテンポになるようオケのテープの回転数を上げてミックスした。
楽器のピッチが上がりドラムもチューニングが上に上がったようになる。ふつうはバスドラムの帯域とベースの帯域はかぶるので、ベースの低音を上げてもバスドラムに打ち消されて、そこまで大きな音で聴こえない。
しかしバスドラムの位置が上昇してぽっかりスペースが空いたので、ベースの低音をイコライザーでグッと持ち上げれば、戦う相手がいないので、抜けるような低音がスコーンと聴こえる。
これは1990年代に流行したドラムンベースと同じ仕組み。ドラムをサンプラーで録音し、千切ってからピッチを上げて再生。がら空きになった重低音のスペースに、ベースを唸るような低さで入れるというドラムンベースのシステム。
ベースの低音を出す=ベース以外の低音を削る。これがわかるとヒップホップのような重心の低いバスドラムと、レゲエのような低い低音と、ヘヴィメタルのような重低音ギターがすべて入った曲は、そもそも成立しない事に気づく。
本当に音がよく聴こえる楽曲は、最初から周波数の住み分けができるようにアレンジが練りに練られている。
Sevanaのプレイリストつくったよ
SevanaはまだEPしか出てませんが、20曲ほどはあったと思います。そのうちいい曲だけ選んでプレイリストつくりました。
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ボブマーリーの生い立ち
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