むかし黒人奴隷は交易商品でした。なぜか?
日常的に戦争を繰り広げていたアフリカの諸部族に、ヨーロッパ人は「敵国の捕虜を売らないか?」と持ちかけた。一部の部族ではなく、交戦部族すべてに対して、敵国捕虜を売るようにささやいた。ヨーロッパ人は戦争を煽り、両者の捕虜を安く購入し、アメリカ大陸へと送った。
売られた悲しみを癒すために、黒人奴隷はブルースを歌います。それにリズムを付けたのがリズム&ブルースです。BBCの黒人音楽史特集見てると、同じリフを刻んでることが多かった。音楽史的な最初期のリズム&ブルースって、ワンコードで押しまくるんで、呪術的な感じがするんですよね。
広義のリズム&ブルースからは、多くの音楽が派生します。ロックンロールもリズム&ブルースからの派生です。まさに現代のポピュラーソングの源流。
Tartitって最初期のリズム&ブルース音楽なので沁みるんでしょうね。
Tartitのプレイリスト作ったよ
サウンドがあまりにカッコよかったので、おもわずプレイリスト作りました。よかったらシェアください。
Wikiによる概要は以下。
Tartit(ユニオンを意味する)は、マリのトンブクトゥ地方のバンドです。このグループは5人の女性と4人の男性で構成されており、その全員がタマシェク語を話すトゥアレグ族です。彼らは1992年にモーリタニアの難民キャンプで結成されました。現在および以前のTartitメンバーを含む拡張グループであるImharhanは、電気楽器と異文化実験を彼らの音楽に取り入れています。
レス・マモン・デュ・コンゴもええよ
Tartitはアフリカ西部のマリですが、中央のコンゴにも良いのがいます。Les Mamans du Congoはもっと洗練されている。
「レス・マモン・デュ・コンゴ」はコンゴ共和国で活動。フランスコンゴ研究所の支援を受けて、子守唄を復活させる取り組みを行ってます。電子音楽の部分はフランス人が作っている。
こっちもカッコいいのでプレイリスト作りました。よかったらシェアください。
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