クリムゾンタイドの応援歌は、アメリカの六甲おろしか

クリムゾンタイドご存じでしょうか?

アメフトで全米最多優勝チーム。創部1892年、平均観客数10万人の人気チームです。

フォレストガンプで、トムハンクスが活躍したアメフトチームといえばイメージわくでしょうか? チーム名はアラバマ・クリムゾンタイド。

潜水艦映画で「クリムゾンタイド」というのが1995年にありましたが、あれは潜水艦の正式名がアラバマ号だったので、クリムゾンタイドにされました。

日本だと正式艦名「広島」の愛称が「カープ」になるようなかんじ。

クリムゾンタイドは「デキシーランド・デライト」って歌が応援歌なんですが、まるで甲子園の「六甲おろし」のようにスタジアム全体で歌っています。

コロナですが、マスクもせずに10万人がシャウトしてる。そういや甲子園も最近は満員ですけどマスクしてるんですよね。日本はいつになったらマスクフリーにするんだろ。

ちなみに六甲おろし。阪神ファンはみんな歌詞を覚えています。なので点が入るたびに自然発生的に歌って。歌い終わると万歳三唱して周りの人とハイタッチする。いっぱい点取ってくれるとみんなで何度も喜んで、高揚感と一体感でその日は幸せになります。

以下に「デキシーランド・デライト」の和訳を。何気ない日常の幸せを歌った楽曲です。



ALABAMA|Dixieland delight 和訳

Rollin’ down a backwoods, Tennessee by-way,
One arm on the wheel.
Holdin’ my lover with the other,
A sweet, soft, southern thrill.
Worked hard all week; got a little jingle,
On a Tennessee Saturday night.
Couldn’t feel better, I’m together,
With my Dixieland Delight.

テネシーの裏道を走りながら
片手でハンドルを握り
もう片方の腕で ぼくの恋人を抱きしめる
甘くやわらかな 南部のときめき
一週間 懸命に働き 小さな喜びを手に入れた
テネシーの土曜の夜
最高の気分で 一緒さ
アメリカ南部の喜び

Spend my dollar, parked in a holler,
‘Neath the mountain moonlight.
Hold her up tight,
Make a little lovin’,
A little turtle dovin’.
On a Mason-Dixon night.
Fits my life, oh so right,
My Dixieland Delight.

少しのカネで 渓谷に駐車して
山の月明かりの下で
彼女をしっかり抱きしめて
少し愛しあって
いちゃいちゃして
境界線の夜
ぼくの人生にぴったり
アメリカ南部の喜び

White-tail buck deer, munchin’ on clover,
Red-tail hawk sittin’ on a limb.
A chubby old groundhog, croakin’ bullfrog,
Free as the feelin’ in the wind.
Home grown country girl, gonna give me a whirl,
On a Tennessee Saturday night.
Lucky as a seven, livin’ in heaven,
With my Dixieland Delight.

クローバーをむしゃむしゃ食べるオジロジカ
赤い尾の鷹が 枝にとまっている
ぽっちゃりしたリスや ウシガエルもいる
風のように自由だ
故郷の女の子は ぼくを誘惑する
テネシーの土曜の夜
幸運のセブン 天国に住んでる
南部の喜びと一緒に

Spend my dollar, parked in a holler,
‘Neath the mountain moonlight.
Hold her up tight, make a little lovin’,
A little turtle dovin’.
On a Mason-Dixon night.
Fits my life, oh so right,
My Dixieland Delight.

少しのカネで 渓谷に駐車して
山の月明かりの下で
彼女をしっかり抱きしめて
少し愛しあって
いちゃいちゃして
境界線の夜
ぼくの人生にぴったり
アメリカ南部の喜び

Spend my dollar, parked in a holler,
‘Neath the mountain moonlight.
Hold her up tight, make a little lovin’,
A little turtle dovin’.
On a Mason-Dixon night.
Fits my life, oh so right,
My Dixieland Delight.

少しのカネで 渓谷に駐車して
山の月明かりの下で
彼女をしっかり抱きしめて
少し愛しあって
いちゃいちゃして
境界線の夜
ぼくの人生にぴったり
アメリカ南部の喜び

Rollin’ down a backwoods Tennessee by way,
One arm on the wheel.
Holdin’ my lover…

テネシーの裏道を走りながら
片手でハンドルを握り
もう片方の腕で

チア目線のバージョンも貼っときます。ほんまアメのねえちゃん達は陽気です。

アラバマというロックバンドについて

たぶん日本ではアラバマファンは極少なので、少しだけ解説しておきます。

アラバマはアルバム総売上8000万枚ぐらいです。比較対象としてレッチリ、ニルヴァーナ、ポリス、ジャーニーが約8000万枚ぐらい売っています。ZZトップは5000万枚。TOTOで4000万枚ぐらい。アラバマって日本じゃ知名度低いけど、じつは結構売れています。

ぼくは83年の「南風」からファンになって、90年代前半まではすべてのアルバムを購入していました。アラバマで最初に好きになった曲が、このデキシーランド・デライト。アルバム「南風」で一番いい楽曲です。

何がよかったかというと、フィドルソロが斬新でした。「カントリーロック」というジャンルを世界に広げたのはイーグルス。これをうまく継承したのがアラバマでした。イーグルスの解散時期とアラバマのブレイクが重なった。

時代的にはデュラン・デュランやカルチャークラブが女の子に人気で、中高男子はスーパーギタリストのハードロックに夢中でした。

当時はクラスの半分以上が洋楽を聴いていた時代です。みんなにアラバマの素晴らしさを啓蒙していたのですが、反応はイマイチでした。笑

刺激が薄かったのかもしれません。シングルチャートでは目立たないし。

あれから40年。当時アラバマに否定的だった友人たちに言いたい。「な、おれが言うたとおりエエ歌やったろ。40年後でも歌い継がれてるやん。歴史が証明したで」って。

サブスク聞いてたら、今風リミックスのデキシーランドデライトあったので貼っときます。

サブスクで検索してみると多くの音楽家がカバーしていました。原曲+カバー10曲のプレイリストを以下に。

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