BRUTUSの村上春樹特集。
個人的には「聴く」編より「読む」編の方が面白かったです。「聴く」編はかなりコアなクラシック音楽紹介がメインディッシュだったので。
自分用のメモに「村上春樹年表」を残しておきます。
後の羅針盤になる。
村上春樹年表
パソコンなら500%にすれば読めます。
翻訳でも「やれやれ」は出てくるのか?
My God⇒やれやれ、Christ⇒やれやれ、など。
パティ・スミスのロックンロールニガー
『パティさんは先日わざわざベルリンに来てくれて、僕のために「アンプラグド」で二曲を歌ってくれました。 自分でギターを弾きながら。 とても素敵だったですよ。そのあと食事をしながら、二人でずいぶん話をして、 僕が「ロックンロール・ニガー」が好きだと言ったら、笑って、あれは歌詞がずいぶん問題になって (ニガーという言葉を使っている)、いろんなところで放送禁止になった。 でもがんばって歌っていたんだけど、 あるときステージで歌っていたら、 目の前の席にジェームズ・ブラウン がむずかしい顔をして座っていて、「あれはびびったよ」ということでした。とても面白い話がいっぱいありました。素敵な人です。』
せっかくなのでパティ・スミスのロックンロールニガー、和訳歌詞を貼っておきます。Deepl翻訳の微修正ですが。
ベイビーは黒い羊だ ベイビーは売春婦だ
ベイビーが大きくなって ベイビーが大きくなって
ベイビーが何かを得て ベイビーはもっと手に入れる
ベイビー ベイビーは ロックンロールニガーだった
ああ 周りを見てみろ 周りはすべて
銅の波に乗りながら
周りの世界は好きか?
行儀よくする準備はできているか?社会の外で、彼らは私を待っている
社会の外、それが私の望むところ(レニー!)
ベイビーは黒い羊だ ベイビーは売春婦だ
彼女は大きくなった もっと大きくなるんだ
ベイビーには手がある 引き金に指があるんだ
ベイビー ベイビーは ロックンロールニガーだ社会の外が 私の居場所だ
社会の外では、奴らが私を待っている。苦しんだことのある者は
苦しみを理解し 手を差し伸べる
嵐は害をもたらすが 大地を肥沃にする
本当の棘と光私は快楽の谷に迷い込んだ
無限の海の中で迷子になった
私は迷子になって、計算を重ねて
私の心から愛が噴き出した
私は迷い そして代償を払った
そして その代償は私には関係なかった
私は迷子で その代償は 社会の外に出ることだったジミ・ヘンドリックスはニガーだった
イエス・キリストも おばあちゃんも
ジャクソン・ポロックは黒人だった
ニガー、ニガー、ニガー、ニガー
ニガー、ニガー、ニガー社会の外で、彼らは私を待っている
社会の外では、もしあなたが探しているのなら
そこに私がいる
社会の外で、彼らは私を待っている
社会の外側で
(関連記事)
【村上春樹翻訳ほとんど全仕事】読書メモ
https://book-jockey.com/archives/8908
村上春樹の「一人称単数」って自伝(私小説)?
https://book-jockey.com/archives/11363