スパイは日本の何を狙っているのか、要約抜粋

中国人スパイ

「VIVANT」という人気ドラマの公安監修もやった元公安捜査官が著者。スパイ防止法が盛り上がっているので、読んでみました。

画像はGeminiに「中国人スパイの画像をお願いします。悪そうでいかにもスパイに見える人」と指示して作ってもらいました。もちろん無料です。音楽や動画や小説の作成。いまの時代のAIは何でもできちゃって本当にすごい。

そういえばここ数カ月、ブログの検索流入が一段と落ちています。笑

しようがないですよね。自分も調べ物はチャッピー、ジェミニ、コパイで済ましてますから。基本はチャッピーなんですがすぐに上限になって、ジェミニはクリエイティブなことさせると数件で上限いっぱいになるし。それで3つを併用しています。

以下に「スパイは日本の何を狙っているのか」からのメモを。

スパイは日本の何を狙っているのか

スパイはどの分野を狙っているのか?答えは「最先端技術とその周辺情報」です。たとえば、近年であればスマート農業、水耕栽培、無農薬野菜の栽培ノウハウなど最先端の農業技術。これらは一見、平和的な分野に見えますが、食料安全保障の観点では極めて戦略的価値が高く、中国にとっても喉から手が出るほど欲しい分野です。

もちろん、通信や光学レンズ、さらには特許申請前の技術情報なども対象となっています。日本の5G技術や衛星通信の分野も軍事転用が可能なため、常にターゲットとされてきました。

ロシアもこうした情報を狙っていますが、中国はそれを凌ぐ規模と執着心で動いているのが現実です。

さらに、狙われているのは’’もの’’だけではありません。人も、情報も、ネットワークも対象になります。自衛隊や海上保安庁、防衛産業に関係する企業、たとえば、三菱重工のような防衛企業も当然ながらマークされています。

また、メディア関係者、評論家、学者といった’’言論空間’’に影響を与える存在もターゲットにされています。これは旧KGBの流れを汲むロシアのFSB(ロシア連邦保安庁)やSVR(ロシア対外情報庁)が得意とする世論工作と同様、中国も「情報戦」の一環として行っているものです。

たとえば「中国御用達学者」と呼ばれる人々の存在も問題視されています。中国に有利な論文や記事を書く見返りに、高額な報酬を提示する、これが’’飴’’です。

逆に、現地での訪問時に仕掛けられた’’ハニートラップ’’などで、後に脅迫材料となる写真や映像を撮られ鞭”として利用されることもあります。

「あの写真をバラされたくなければ、協力してほしい」といわれたら、断るのは容易ではありません。

また出版関係者や編集者なども、スパイにとっては非常に魅力的なターゲットです。彼らが持つネットワーク、人脈、連絡先リストといった情報は、それ自体が「資源」なのです。

なぜアステラル製薬社員は中国で拘束されたのか?

2025年7月、中国の北京市第2中級人民法院で「懲役3年6月」の実刑判決を言い渡された。判決では「スパイ活動を行った」とだけ告げられて、詳しい状況の説明はなかった。日本人が中国の「反スパイ法」に基づいて正式に起訴された17件目のケース。

実際には数時間から1日程度の短期で拘束され解放される日本人も多く、表面化していないケースはかなりの数に上る。パソコンや携帯端末の中身を調べられた上で解放される事例もあり、統計には含まれていない拘束ケースは多数存在する。

中国の「反スパイ法」は2014年に施行された。この法律は、その適用範囲や具体的な定義が不明瞭であることから、どのような行為が処罰の対象となるのかが極めてわかりにくいという特徴がある。

公判はたった15分で行われており、拘束や起訴に至る具体的な経緯や証拠については一切明かされていない。

拘束のきっかけとして多いのは「動画撮影」や「写真撮影」。観光地であっても警察の詰め所が写り込むだけで拘束のきっかけになる。またダムや空港、港湾などのインフラ施設は軍事機密の対象とされている。

また持ち込んだパソコンや携帯の中身も注意が必要。日本で撮影、保存した画像や資料が、中国の解釈で体制批判やポルノに分類されるリスクがある。企業機密はもちろん、プライベートなデータも含め、入国前の点検が重要。

中国で拘束されたときに、絶対やってはいけないことは「嘘をつかないこと」。取り調べは非常に巧妙で矛盾を突いてくる。同じ質問を何度も繰り返され、回答の食いちがいを指摘される。そのため最初から事実を正直に話すことが自身を守る最善の方法となる。

聞かれたことには正直に簡潔に答え、それ以上の余計な情報は提供しない。そして拘束された際に必ず伝えるべきことがある。それは「日本大使館、あるいは日本総領事館への通報を希望します」という一言。本人が希望すれば、中国当局は大使館に連絡する国際法上の義務がある。これにより「領事面会」が行われ、状況が公式に把握される。

日本人で犯罪者などは「大使館に知られたくない」と通報を拒むケースもあるが、宙ぶらりんの状態は危険。中国における臓器移植の件数は著しく増加しており、法輪功信者やウイグル人などの不当拘束者と同じ目に合わないとも限らない。

SNSも傍受されている

中国のSNSであるWeChatで「くまのプーさん」と入力すると通信が切れてしまう。もちろん「天安門事件」も検索できない。

ショートメール、通話、ファックスなどあらゆる通信手段は中国当局に監視されている。実際に当局を批判するやりとりをすると、AIによってそれが検出され、監視対象になる。

中国と日本でオンライン打合せ中に「クーデター」や「暴動」といった言葉を発したとたん、画面や音声が乱れる。AIが特定の言葉を感知すると、そこから本格的な監視が始まる仕組みになっていて、実際に画面が落ちたり、音声が中断されるケースも珍しくない。

ZOOMのようなオンライン会議は非常に傍受されやすく危険。セキュリティ上、新しいURLを毎回生成することが推奨されている。

外務省ではマイクロソフトTeamsを使用しているが、これも安全とは言えず、やりとりの最中に画面が乱れた例がある。

こうしたAIによる監視は中国だけでなくアメリカも同様。アルカイダやISといったキーワードが一定数以上出てくると、AIが感知し監視が始まる。日本国内でも同様の技術的監視が行われている可能性は高いと見られている。

LINEについて。韓国にサーバーがあり中国資本が関係しているという事情から、プライバシーは保障されていないと考えるべき。日本の警察や役所でもLINEで仕事の話はしないというルールが徹底されており、人の名前や住所、業務情報、捜査情報などをLINEすることは厳禁とされている。

自分史上一番よく聞いたスパイソング。ポールマッカートニーやデュランデュランもよく聞きましたが、僕らの年代の歌姫なので。今でもよく聞いてます。

For Your Eyes Only – Sheena Easton – Blu Ray 1080p [HD]

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中国のスパイ活動。武器を使わない戦争
https://book-jockey.com/archives/14251

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