できるマネージャーがしない42項目とは何か。「できるマネージャーは余計なことをしない」より

マネージャーはメンバーの士気を高めようと、ついつい頑張ってしまう。

だけどやればやるほど、現場の空気は冷めていく。それならば、

⇒無理に余計なことをしない。

⇒モチベーションを下げているものをなくせないか?

・形骸化している朝礼や飲み会
・一方通行のチームミーティング
・誰も読まない日報(週報)
・上意下達の育成、指導
・差戻し必須の報告、稟議

まず、やめることから始めよう。マネージャーの仕事は不確実性を排除すること!

以下に42項目の読書メモを。



モチベーションを下げないために、しないことリスト

マネージャーは余計なことをしない

1.「こんなことも、できないの?」

たんなる得意、不得意の問題なのに、できない人のレッテルを貼るのは失礼。「こんなこと」という作業を専門でやってる人を軽んじる言葉。

2.「愛社精神を持て」

無理やり愛社精神を持たせようとしても逆効果。「私を好きになりなさい」と同じ。その人や組織を好きになるかどうかは、相手が決めるもの。

3.「主体性を持て」「やらされ感で仕事するな」

主体性は強制されて生まれるものではない。最悪なのは主体性を本人のやる気と結びつけるケース。

4.人前でしかる

ミスや「ヒヤリ」「ハット」が顕在化しにくく、隠蔽体質まっしぐら。

5.叱るときやケチをつけるときしか登場しない

マウンティング行為の時にしか登場しない人とは距離を置きたくなる。信頼感の喪失につながる。「1しかり3ほめ」

6.下手にモチベーションを上げようとする

飲み会が本当にモチベーション向上に寄与するのか?多様化や環境変化で会社での過ごし方やプライベートの過ごし方も変わってきている。

7.部下の話を聞かない

コミュニケーションの不具合はあなたの責任。「報告してくれてありがとう」

8.部下の手柄を横取りする

部下の手柄を横取りしてまで認められたいですか?手柄は部下に。失敗の責任は上司がとる。

円滑なコミュニケーションのために、しないことリスト

マネージャーは余計なことをしない

9.「報連相がなっていない」

なぜあなたに報連相しないか?「あなたに報連相する甲斐がないから」

10.「言い訳をするな」

マネージャーがこれを言ったら試合終了。学ばない組織の出来上がり。言い訳は改善のためのヒントの宝庫。メンバーから言い訳を受ける際にはホワイトボードに「他責要因」「自責要因」に分けてヒアリングする。

11.「話があるから夕方時間を空けておいて」

一日中モヤモヤする。せめてどういう用件なのか、要点を最初に相手に伝えてから予定を確保すること。

12.機嫌が悪い

個人的な感情にパフォーマンスが左右されるのはビジネスパーソンとして失格。せめてアンガーマネジメントを身につける。イラっとしたら6秒間おく。怒りのピークは6秒。その6秒間をいかにやり過ごすか。

13.「キミの考えは聞いていない」

このパワーフレーズは相手の主体性を奪う。二度と意見を言わなくなる。ホワイトボードに「事実」と「意見」にわけてヒアリングする。

14.「キミたちは幸せだ」「俺たちの若いころは」

いまは時代も環境も違う。メンバーが本音を言えなくなる。

15.「自由に意見を言って」

意見が出ない背景は以下。①怖くて言えない②わざわざ言わない③言語化できない④気づかない⑤無力感⑥得しない⑦サポートしれくれない⑧愛着がない

16.「対面で言え」

みんな忙しい。会議室の確保と予定調整もナンギ。自分から出向いていく。

17.正論を押しつける

ポジティブで弱音をはかないまぶし過ぎるマネージャーはチーム内のコミュニケーションを微妙にする。「あなたのようにできないし」「元気なフリをするのはしんどい」。いわゆる正論は必要以上にメンバーを苦しめ、本音を言いにくくする。一緒に悲しみ苦しんでくれるリーダーはありがたい。「ここでは弱音を吐いてもいいんだ」「本音を言ってもいいんだ」



迅速なコラボレーションのために、しないことリスト

マネージャーは余計なことをしない

18.「とりあえず打ち合わせしましょう」

当たり前に外注先を呼びつけるな。時間泥棒。自分たちから外注先に出向くことも考える。

19.「日程を決めるまで2週間預からせてください」

仮抑えした日程、すべて相手のリスクであり機会損失。スピーディに意思決定する思いやり。

20.取引先への態度が横暴

先人が築いてきたあなたの会社の看板に泥を塗る。みっともない。情けない。社外の人には真摯に接すること。

21.「このくらい、ちゃっちゃっとできるでしょ?」

相手の仕事や価値をまったくリスペクトしていない言動。

22.「残念ながら上が納得しませんでした」

残念なのはあなたのマネジメント能力。このケースはひたすら謝ること。

23.「ウチのやり方は特殊なんです」

「自分たちのやり方を変える気はありません」「社内の抵抗勢力と一切向き合いません。調整しません」と公言してるようなもの。自分たちは改善する気がない意思表示。

24.煩雑な事務手続きだらけ

紙の原本郵送、手書き、押印、秘匿性がないのに添付ファイルのパスワード…etc。こだわりの事務手続きは時間を奪う。経理や購買や監査部門は悪気なく従来のやり方に固執してることがある。外の声を味方にして、中の非効率なやり方を改めてもらう。

25.「担当者が代わったのでイチから説明をお願いします」

説明=お金を生まない仕事。相手の生産性も自分たちの生産性も下げる。無駄な人事異動を行わない。

26.「実績になると思って、安値でお願いします」

予算が厳しいなら、きちんと頭を下げて「お願い」する。買い叩き行動はあなたの会社のブランドイメージを下げる。

27.情報を共有しない

大切にしたい外注先には、顧客であるあなたから積極的に情報共有をすること。人は情報を共有されると「自分が大切にされている」と思う。

28.急ぎでもないのにやたらと電話をかける

電話はかけ手の都合だけ。相手の時間や集中力を奪う。電話をかけるときは急ぎの用事や緊急事態に限る。

29.やたらと価格交渉する

断言する。その価格交渉をやめたほうがコストは下がる。習慣のように価格交渉してくる相手には、リスクとして金額を積まざるをえない。最近では相見積もりをせずとも、発注先が図面や用件をアップロードすると、そこから自動的に見積金額を表示。条件に合致する取引先と自動でマッチングするITサービスも出始めた。

受発注プラットフォーム:https://corp.caddi.jp/service/

生産性を高めるために、しないことリスト

マネージャーは余計なことをしない

30.自分でやってしまう

いつまでたってもメンバーが成長しない。

31.「余計なことを言うな/するな」

二度と気を利かせようと思わなくなる。

32.「今まで何やってたんだ」

メンバーはショックを受ける。過去については責めない。そうしないと未来に向けた改善は起こらない。

33.「無理に決まっている」

メンバーはそれ以上言い返せなくなる。無力感。なぜ無理なのかきちんと説明しましょう。

34.「キミがラクしたいだけでしょ?」

ビジネスの場においてラクをすることは美徳。最小の労力で最大の成果をだす。むしろ率先して自分たちがラクできる環境をつくるのがマネージャーの役割であり責任。生産性向上の本質はネガティブな仕事を減らしてポジティブな仕事を増やすこと。

35.「業務外でやって」「キミだけでやって」

やる気がある人ほどプラスアルファの提案をする。業務外でと言われると「仕事として認めてくれないのか」とモチベーションが下がる。少なからず業務効率向上につながるのであれば、まずは業務扱いできないか、予算をつけられないか、検討して欲しい。

36.「それはあなたの仕事じゃない」

これを言われると悲しくなる人が多い。組織長のあなたが壁を作ろうとしている。称賛すべきものであって叱責するものではない。褒めたうえで事情を説明する。

37.「自責で考えた?」

自責志向には欠点がある。自責志向による自己改善は俗人化する。いったん他責で考えるくらいが健全。再発防止を検討するときは「自責要因」と「他責要因」を分けてホワイトボーに書く。

38.完璧主義、100点主義

スピード重視の時代、完璧を求めすぎるのは企業リスク。「30点でいいから持ってきて」「手書きでいいから見せて」「しょせん社内報告資料だから雑でいいよ」

39.「そんなの常識だよ」

相手を不快にさせるフレーズ。マウンティング行為。何よりあなたのその常識がもはや時代にあっておらず、非効率を生み続けている。体調不良の欠席連絡。電話で連絡するのがマナー。はたしてそうか?LINEで連絡するほうが合理的。体調が悪い相手に何度も電話をかけさせる、その行為が人道的ではない。常識はアップデートする必要がある。

40.「そんなことをしてなんの効果があるの?」

「効果は度外視でいいから」「思いつきでいいよ」この一言があるだけでメンバーはアイデアを口にしやすくなる。成果より変化を評価する。変化をほめて、変化を伸ばす。大事なマネジメント。

41.「至急」「大至急」が口ぐせ

「私はマネージャーとして無能です」と言いふらしているようなもの。優先度がつけられない上司。急ぎのまま部下に丸投げする機械装置にしか見えない。

42.助言や評価を後回しにする

きついこと言ってハラスメント扱いされるのが怖い。その場ではニコニコ。年度末の評価でいきなりダメ出しする。「なんで最初に言ってくれなかったんだ」。アドバイスは「なるはや」で。

みんな週末のために働いてるんだよ♪

Loverboy – Working for the Weekend (Official Audio)

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