「日経ネットワーク2019年12月号」インターフェース大図鑑を読みました。
ITリテラシーの高い人にとっては既知の話なんでしょうけど、ぼくみたいな無知にとってはとても興味深かった。なのでシェアします。
①差し込むケーブル端子の形状で、タイプA~Cとか、マイクロとかいろいろある。
②データの転送速度で、USB1.0~USB4の違いがある。
以下にまとめときます。画像中心。
USBなどケーブル端子形状の違いによる様々な種類
当初はいろんなケーブル端子形状がありましたが、外部接続形状の主役になったのは「USB」こと「Universal Serial Bus」です。USBが天下統一。
たまにPCディスプレイやテレビの接続で下段のデカイ接続端子がありますが、今後はまるっとすべて左上のタイプCに集約されるそうです。転送速度とか性能が段違いに良いらしいです。
身の回りでよく見かけるのは以下の4つ。
①左上のタイプC。2019年頃のスマホからタイプCになった。ソニーのノイキャンワイヤレスイヤホンなどの新製品もこれです。
②上段左から3番目のUSBマイクロタイプBは、2018年頃までのアンドロスマホの端子です。台形のやつね。たしかキンドルとかもそうでした。
③上段左から4番目のタイプAはパソコンの接続ジャックです。四角い長方形。スマホの充電アダプター側の端子もこれ。
④上段右から2番目のライトニングケーブル。これはiPhoneがそうですね。そろそろタイプCになりそう。
以下にいろんな端子の詳細解説を。
今後の主役、USBタイプCについて。読む人はピンチアウトしてね(スマホの場合)。
USBタイプCの続き、USBミニタイプB、USBマイクロタイプB。
USBタイプA、USBタイプB、ライトニング(iPhone用)、IEEE1394a
eSATA、SCSI、RS-232-C、ディスプレイポート。
HDMI、VGA、DVI。
ケーブルの種類は、USB1.0からUSB4までの規格がある
これがよくわからなかった原因。
ケーブルの左端はタイプA。右端はマイクロタイプB。2018年頃までの一般的なアンドロイド・スマホの充電ケーブルです。タイプA端子は電源アダプタに刺して、マイクロタイプB端子はアンドロスマホなどの機器類に刺す。
ケーブルの形状はみんな一緒なのに、いろんなUSBバージョンがある。バージョンによって転送速度や供給電力が違う。エエやつは高いけど。
さらにおなじUSB2.0でも、供給電力の速さが違うものがある。充電専用でデータの転送がPCからできないものもあったりする。
端子形状、USBのバージョン、充電規格の話がミックスされて、どのケーブルを使ったらいいか素人には判断が難しかったです。
AC/DCで、サンダー♪
donさん、
本年もよろしくお願いいたします。
USBという言葉を初めて聞いてから、もう20年ぐらい経つでしょうか。
何それ? って聞いたら、ユニバーサル・シリアル・バスだと言うから、
おいおい、これからの規格なのにシリアルかよ?と思ったのを憶えています。
出始めの頃はNECのPCにしか搭載されてなくて、またNECの独自規格?
懲りないねえNECも…なんて思ったのですが、その後続々と各界で採用され、
ちょうどデジタルデバイスの隆盛とシンクロしたと言うか、PC絡みのI/Oの
裾野が広がった時期と重なって、一気に広がって行った感がありますね。
昔のシリアル通信で育った世代からすれば、もはや何が何だか分からない
超高速通信の世界ですが、同時に、ほとんどの人がその仕組みを知らないままの
まったくのブラックボックスの世界でもあります。
仕組みを知らないまま使うだけって、ぼくらの世代にはちょっと悲しいという
思いがあるのですが、今の世代にはそんなものは無いようで。
ま、だけど、難しすぎて分からないのかもしれませんけどね(笑)