今回はその1からの続きです。(その1⇒https://book-jockey.com/archives/3984)
前回記事では、図書館民営化によるサービス低下(購入申請が通らなくなった)に関するクレームを市役所に送ったところまで。今回はその返事が来たので記録として残しておきます。
市役所の担当課からのメール回答
『平素より○○図書室をご愛顧頂き、誠にあり
購入リクエストについては、リクエスト各書を各分野の蔵書数や類
全てのリクエストにお応えしたいという気持ちではありますが、精
⇒何も変更するつもりはないとの回答です。ポイントは以下。
①これまで10年以上購入申請はほぼ100%通ってた。
②業務委託会社が入札で変わった途端、購入申請が通らなくなった。ちなみに2冊連続。
③回答を読むとできる範囲でがんばります。こちらの要望に何も手を打ってくれていない。
ちなみに図書館民営化。2019年6月24日付日経ビジネスに記事が出ていました。
・本を買うための税金を運営費に回した。
・職員がやめた
図書館民営化は批判を浴びて、地域住民から訴えられたりしてるようです。茨城県では19年4月に図書館民間委託を止めて公営図書館に戻したそう。同じやん。市民の購入リクエストに応えてくれへんって。ぜひうちの市も公営に戻してほしい。
donさん、こんばんは。
随分なご無沙汰でございましたm(__)m
皆さんとっくにご承知のことと思いますが、民間委託の最大の目的はコスト削減です。
もちろん、前提としては「サービスの質を落とさない範囲で」、ということではありますけれど。
とは言え、そんな耳触りの良いご託をいくら並べたところで、従来予算をオーバーするようでは
とても議会(委員会)のコンセンサスは得られません。
従来予算からいくら削減できるのか? これが最大の関心事、一番の訴求ポイントであって、
サービス低下を招かないようにというのは、所詮枕詞、飾り言葉に過ぎません。
なぜなら、そんなことはいくらでも詭弁が利くし、逃げ口上が使えるからです。
どこぞの自治体では、水道事業まで民間に託すなどと随分寝ぼけたことまで言ってました。
自治体と会社の違いも分からないのか? もはや自治体としての責任放棄ですよ。
呆れ果てますね。開いた口が塞がりません。