水玉の女王こと、草間彌生。
彼女の絵がサザビーズで796万ドルで売れたようです。19年4月1日。約9億円。
この絵です。
いや~、すごいですね。
ぼくは絵心がなくて美術に疎いのですが、コメント欄で在米の方に教えていただきました。
「草間彌生のドキュメンタリ映画が3月28日にスタンフォード大で上映されたよ」コメ
「誰ですか、それ?」ぼく
「昨日サザビーズで約10億円で落札された人」コメ サザビーズの記事↓↓↓
https://en.thevalue.com/articles/sothebys-contemporary-art-hk-spring-2019
もう1つの草間作品、カボチャの絵は690万ドル、約8億円で売れたみたいです。
すいません。まったく教養がなくて。そんなすごい現代美術作家が日本にいたのを知りませんでした。あまりにも金額が凄いので、びっくりした。んで調べてみました。
日本のトップランクのアーティストみたいです。ほかにトップランクの有名どころは、杉本博司、奈良美智、村上隆など。村上隆はこの前フィギアが16億円とかで売れたそうです。
日本のトップというか、女性芸術家として4年連続世界1位(2015~2018年)の売上だそうです。2018年は女性として1位、男性を加えると世界で13位。それと上位50名で唯一存命の画家。1位はレオナルドダヴィンチとか、そんな世界。
美術品って、このサイトによると投資目的みたいですね。
『2017年のアート市場の売上高は約7兆円。投資としてリターン率は21%だった。それだけ2017年のアート作品の価格上昇は急激だった。とはいえ過去10年間の指標で見ると、アート作品のリターン率は78%にすぎない。その10年の間、高級車は334%ものリターン率をあげている。常にアート作品が値上がりを続けていたわけではない。アート作品の価格上昇は近年に顕著なもの』
う~ん、やっぱ投資目的かぁ。ZOZOの社長もなんか落札してましたよね。
フェラーリなんかの高級車は、資本規制がある国の換金手段みたい。前に猫組長が書いてました。そのときの読書メモ。
『いくら中国で稼いでも資本規制があるから日本に持って帰れない。バランスシートの上で現地では儲かっているというだけの話。国際化というのは国から出ていくということでなく、得たものを持って帰って初めて成立する。
猫組長によると昔は大丈夫だった。でも資本規制後は現地で貯めておくか、許可を取って現金で持ち帰るしかない。現地の不動産を売ってもその利益はそのまま。
中国人は華僑ネットワークを持っていて日本にもたくさんある。彼らは地下銀行が発達していて、現地の窓口企業を通して輸出物を買って支払って、日本の窓口企業に製品を送って円でもらう。手数料がすごく安くて中国系商社や貿易業の決算は地下銀行を使って行われる。
中東で販売してるフェラーリも同じ構図。資金移転用の商品にぴったり。相手国で確実に売れるから現地でフェラーリを買って、運び先の窓口業者に売る』
シティーライツ・ブックストア (City Lights Bookstore)は、サンフランシスコで一番有名な本屋ですよね…先週末に行った時に、草間彌生の本が目立つ場所に陳列していました….