「お姫様抱っこ」の起源は悲劇だった件

平成新語の起源を解き明かす本。ざっと200語の平成新語が解説されてます。

えっ?と思ったのが「お姫様抱っこ」。

お姫様抱っこといえば「愛と青春の旅立ち」のこのシーン。1982年リチャードギアの出世作。個人的には日本のお姫様抱っこブームはこの映画が起因だと思ってる。当時リチャードギア大人気やったしね。

『主に男性が女性を抱きかかえる動作の一つ。正式には「横抱き」と呼ばれる。「お姫様抱っこ」という言葉が最初に使われたのはギャルゲー。1994年にコナミから発売された「ときめきメモリアル」と言われている。2000年ごろからギャルゲー恋愛の「お約束事」パターンとして普及した。

その由来はローマ帝国建国時にまでさかのぼる。ローマがロムルスによって建国された紀元前750年ごろは、国民は兵士の男ばかりで女が非常に少なかった。国を維持するのに多数の女が必要だったローマ人は、近隣国サビニの女に結婚を申し入れたが断られてしまう。そこでローマ人は奸計をめぐらし、友好の印と称してサビニに酒を持参して行き宴会を催した。

計略はまんまと成功し飲めや歌えでサビニの男たちを酔いつぶれさせ、その隙に女たちを襲い、抱きかかえて無理やり自国に連れ去った。

当然サビニの親たちは激怒して「娘を返せ」となる。しかしローマ人は「娘たちは俺たちの妻になる」と宣言。強引に結婚式を挙げてしまった。

こうしてサビニは女たちを奪還するためにローマと戦争を起こすのだが、サビニの女たちの訴えで戦争は中止。両国の間に和平が結ばれる。

彼女たちは略奪はされたが妻として大切に扱われ夫にも情が沸いた。その夫が自分の親兄弟と戦うことは耐えられなかった。

この事件以来、古代ローマ帝国では、結婚式で新郎が新婦を抱きかかえて新居に入る風習が始まり、それがローマ帝国の発展とともにヨーロッパに広がり、新大陸アメリカにも普及していった

なるほど。女性を戦果として略奪したのが起源だったのか。日本もお花畑で平和ボケしてると女の子を略奪されるよ。もうされてるか北朝鮮に。横田めぐみさん返せ。

以下に目についた4つほどの平成新語の起源を。

▼広告▼


「あげまん」の起源

(意味)

男性に仕事運や金銭運、恋愛運など幸運をもたらす女性のこと。

(出処)

昭和の初めころ、花柳界の旦那衆の間で使われていた隠語。「まん」とは「間」が転化したもの。めぐり合わせ、出会い、運気という意味で、その運を上げることから「あげまん」になった。

1990年に伊丹十三監督、宮本信子主演で「あげまん」が上映された。男になぜかツキをもたらす芸者上がりの女に翻弄される男たちをコミカルに描いた作品。大ヒットした。

「まん」は女性器の俗語を略したものとする説もあるが、伊丹監督は映画の制作発表の際、「まん」は「間」からきたもので、決して女性器を意識したタイトルではないことを強調した。この時期に「あげまん」の反対を意味する「さげまん」という言葉も登場した。

逆ギレの起源

(意味)

ミスや過失を犯した人が、それを注意した人に対して開き直り的に怒りをぶちまけ、その場をやり過ごすこと。

(起源)

1990年ごろから若者が仲間内で使っていたようだが、世間に広まったのはお笑いタレントの松本仁志がTV番組のなかで使い始めたことがきっかけとされる。

1998年3月24日の「ガキ使」の浜田とのトーク。

「最近みんなつこうてる逆ギレ。本来なら怒られなあかんのに、それを防ぐために逆にこっちから怒るのが逆ギレや」

そのころ相手の怒りの有無に関係なく怒る場合にも使われていて、その使い方はおかしいと松本は指摘している。つまり相手に怒られていなければ「逆」とはいえないと松本は誤用を伝えたかった。

▼広告▼


ツンデレの起源

(意味)

気になる男性や好きな人に無愛想にツンツンしていたかと思ったら、急に態度を変えてデレデレといちゃついてくる女性。またそうした様子のこと。

(出処)

双葉社「漫画アクション」に1971年から3年間連載された小池一夫の「高校生無頼控」が初出。「おれたちにツンツンしてるくせにあんなイモ野郎にデレデレしやがって」というセリフにちなむ。2000年ごろから2chの書き込みが見られ、この頃から現在の意味での使用が始まっている。ほどなく恋愛シュミレーションゲームの美少女キャラの設定として採用され、2006年ごろからティーン向けファッション雑誌に「ツンデレは魅力的でかわいい女性像」などと紹介されるようになった。この時期から架空の女性キャラだけにとどまらず実在の女性や男性、猫などのペットにもツンデレという言葉が用いられ始め、その対象は広がっていった。

どや顔の起源

(意味)

誇らしげな顔。得意顔、したり顔のこと。

(出処)

「どうだ」の関西弁「どや」が語源。「2006年M-1グランプリ」で審査員の松本人志がフットボールアワー後藤に、「あのねえ、後藤君ねえ、突っ込んだあと、どや顔で僕を見るのをやめてくれるかなあ」とコメントして一般に広まった

最初に言いだしたのは明石家さんまという説もある。鶴瓶がゴルフのパターを決めて得意げな顔をしていたので、さんまが「あにさん、どや顔やめなはれ」と茶化したというエピソードがあるが定かではない。

1982年に大ヒットした映画の主題歌。この曲でジョーコッカーを知って昔のLPを2枚ほど中古で購入。そんなにいい楽曲はなかった(笑)。ボーカリストとしてはいいけどね。

プライム会員は現段階は無料で見れます。

(関連記事)
超訳「哲学用語」事典
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2012-03-20

【アイデア大全/読書猿/17年2月初版】
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2017-06-13

【二次元世界に強くなる現代オタクの基礎知識/17年7月初版】
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2017-11-18

▼広告▼


シェアする

フォローする