湯村温泉の井筒屋（佳泉郷 井づつや）に行きました。
三世代旅行におすすめな旅行先でした。今回はせっかくなので「露天風呂付き客室」を予約。
予約する前、「井づつや」の露天風呂付客室の写真が少なくて、イメージがわかなかったので、今後泊まられる方のために貼っときます。
部屋の雰囲気はこんな感じ。iPhone14proにて撮影。僕が撮ったエクスペリア10ⅲの画像より、息子の撮った14proの方がなぜか美しい。無造作に撮ってましたが。
こっちはエクスペリア10で撮影。窓の奥が露天風呂。
これはiPhone14proで撮影。なんかエエ感じ。14proってカメラええんやね。
湯張ってみた。湯と水のハンドルで湯加減を調整する。
あの、洗い場はないです。ボディソープ＆シャンプーも備え付けはない。シャワーがあって体が洗えると良いのですが。それはこの宿にある数か所の湯殿でやってくれということ。
3世代で2部屋取りました。隣の部屋の露天風呂はこんな感じ。エクスペリアで撮影。
井づつやの客室数は97室で、露天風呂付き客室数は以下です。18％ほど。
| 源泉露天風呂付特別室「雅」6室 庭園源泉温泉 露天風呂付客室 3室 展望源泉温泉 露天風呂付客室 8室 |
「雅」は特別室なので高い。
2階にあるのが庭園源泉露天風呂の客室です。庭園タイプで広い。
3階以上の部屋の展望源泉露天風呂は、写真で見ると少し狭い感じです。
庭園源泉温泉を指定して予約できる感じではなかったです。ウチは6名で予約して隣接する2部屋を頼んでみましたが、予約状況によるという事で、行ってみるまでどの部屋になるかわかりませんでした。
「井づつや」の会員になればアップグレードなんかで良い部屋が当たるかもしれません。ウチは予約後に「井づつや」の会員になりました。会員特典はHPに詳しいですが△10％してくれます。
目次
井筒屋の露天風呂付客室の料金は？
人気プランというか標準的コースの「但馬」プラン。個室料亭で懐石料理食べるプランですが、その場合で3万3千円/1人1泊ぐらいです。時期により価格変更されますが総合的にコスパは良い。
それに追加して夕食時の飲み物料金。見たところ飲み放題プランはないです。ビールは生中が1杯800円強。ワインボトルが1本4000円弱でした。日本酒は普通サイズおちょこ３つの飲み比べプランが1160円だったかな。ウーロン茶などのソフトドリンクは330円。
酒飲みは抑えても生中４杯ぐらいは飲むので、そういうメンバーだと酒代で一人3000円強の追加料金が必要と思ってください。
ちなみに全国旅行支援のクーポン券。井づつやの夕食時のドリンク料金に使えます。館内の土産やマッサージ、カラオケ、家族風呂などにも。
井づつやに天皇陛下ご来館というブランド
やっぱりみんな日本人。同行者はみんな平成天皇の写真を見て喜んでいました。陛下が来られた旅館に自分たちも泊ってるという誇らしい気分。
人に旅館のことを語るとき、一言で説明が済む。
旅行プランを考えた僕も、同行者が喜んでくれてうれしかった。
井づつや但馬プランの料理の味は？ 個人的な感想。
料理長は「料理の鉄人」にも出演した有名人だそうです。但馬のボリュームについて。カニは小さめ。マツタケは多め、但馬牛はにぎりのみ。
但馬コースの味は平均的なものでした。舌の肥えた数名は「味はふつうやな」と。のどぐろも焼き立てでしたがイマイチな味。焼き魚の選択で、僕の推しで全員のどぐろを選択したのですが…
「ごめん、のどぐろ美味くない。旬じゃないからかな」と謝りました。のどぐろの塩焼きって衝撃的に美味いじゃないですか。その感動がなかった。理由はよくわかりません。季節の問題なのか、インフレの問題なのか。
ふつうの味って、比較対象は？
酒代別で1万円前後の懐石料理です。それの平均的なレベルか、ちょっと…‥なかんじです。料理の鉄人という事で期待値が高すぎたし、のどぐろショックから評価が辛くなりました。
ホテル系で似たような価格帯でいくと、エクシブ※の方が料理は美味いと思う。あくまで個人的な意見です。味の好みは個人差がある。
※エクシブは勤務先が保養所契約してるので補助もあって安く泊まれる。宿泊条件の夕食＆朝食は高いけど1人1泊3万円前後で泊まれる。
湯村・井づつやの温泉は極上。その理由は？
温泉が極上という一番の理由はすいてるという事。待たなくていい。ゆったりとくつろげる。休日のスーパー銭湯より平日のスーパー銭湯の方が優れているのと同じ理由です。行った日はフロント曰く満室でした。部屋数は97室。
・大浴場に20時30分～21時15分入浴で極小人数。
・21時15分～22時入浴の展望風呂は貸切状態。
・朝6時30分～7時の展望風呂。自分たち以外に2名。朝7時30分～8時すぎの大浴場。自分たち以外に２名。
「井づつや」の泉質はよいです。ヌルヌルはアルカリ性、ツルツルは酸性なんですが、ヌルともツルともいえる。調べると弱アルカリ性とのことでした。
それと単純に風呂が広かったです。露天風呂もそれなりにデカかったし。
旅館のパンフ貼っときます。いっぱい書いてるけど基本はメインの風呂(露天風呂併設）の男女。これは入れ替わるので翌朝入ると2つ楽しめる。それから最上階の展望ヒノキ風呂。この二つです。それに有料家族風呂が2つ。45分1000円なので諸事情で家族風呂使いたい人にはリーズナブルでいいと思う。
井づつやの温泉がなぜすいてるか考えてみた
昨年同時期に行った「エクシブ有馬離宮」。Googleクチコミ2000件で評価は4.5。有馬グランドや向陽閣よりGoogleマップの評価が高いホテル。175室あります。井づつやの約1.8倍の部屋数。しかし有馬離宮の風呂は1か所しかない。井筒屋は2カ所です（有料家族風呂は除く）。
単純計算で井づつやの1つの風呂に入る人数は、約4分の1になります。
ちなみに有馬離宮のハイシーズン、女風呂は入場制限になる。人が椅子に座って待っています。回転ずしみたいに。
湯村温泉近隣のおすすめ観光地
温泉一泊旅行の観光は、当日午後の温泉街散策、翌日AMの近隣めぐりでしょうか。移動時間もいるし、旅行といっても温泉メインなので。
今回は初日、翌日ともよかったです。湯村温泉観光のおすすめコースです。
初日の夕方は旅館近くの「夢千代館」を訪問。1人300円。昭和30年代のレトロな街並みが再現されていて郷愁を誘います。
「夢千代日記」は1981年ＮＨＫ。オールタイムテレビドラマベスト10にもランクインする、湯村温泉を舞台にした吉永小百合＆北大路欣也の名作ドラマです。
なぜか全国旅行支援のクーポン券は使えませんでした。
井づつや近所の散策マップ貼っときます。
翌朝の観光は「但馬大仏」。井づつやから約13㎞。車で20分。拝観料は1人800円です。
山門の仁王像は約8メートル。
併設されている五重塔は日本で二番目に高い70ｍ。エレベーターはないのでしんどいですが、頂上からの眺めは眼福です。
五重塔最上階からの眺め。
五重塔の最上階からの本堂の眺め。
本堂の中には、奈良の大仏より大きい15ｍが三体あります。
ここも全国旅行支援のクーポン券は使えませんでした。
井づつやの総合的な感想
もう一度行きたい温泉か？ Yesです。泉質＆浴場が優れている、温泉街の雰囲気がいい。布団もでこぼこで寝やすい。ホスピタリティがよくて何よりくつろげる。料理は但馬という松竹梅の竹ポジなコースなので平均点でしたが…。3万円代前半でコスパがいい。なのでもう一度行きたい温泉旅館です。
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