家や職場を、笑いがあふれる楽しい場所にしたいですよね。組織の生産性を上げる必要がある人は、みんなの緊張を溶かしてリラックスした組織にすべきという本。ビジネスシーンでダジャレを効果的に活用してる人の共通点は以下の2つ。
・目的意識を持ってだじゃれ(ユーモア)を意図的に使っている。
・それにより、周囲にポジティブな影響を生み出している。
上司が意図的にだじゃれ(ユーモア)を発揮することの効用は以下の5つ。
①だじゃれは、チームに適度なリラックスした雰囲気をもたらす。 |
②だじゃれは、メンバーとの距離を縮めて、相手の本音を引き出しやすくする。 |
③だじゃれは、メンバーの気持ちをポジティブにして、前向きなチャレンジを引き出す。 |
④だじゃれは、楽しさを共有して、チームに一体感を生み出す。 |
⑤だじゃれは、笑いをもたらすことで、メンバーの創造性の発揮を手助けする。 |
著者いわく、今日のビジネスの現場はかつてないほど乾ききっていて、ゆとりや潤い、すなわち”あそび”を求めているとのこと。みなさんの職場はいかがでしょうか?
だじゃれとオヤジギャグの違い
一言でいうとオヤジギャグは自己中心的で自己満足。
だじゃれには「愛がある(相手中心)」。
「オヤジギャグを言う人(煙たがられる人)の共通点」
・思いついたら片っ端から口にする
・場所や状況をわきまえない
・急に会話に割り込んでくる
・しつこい
・ドヤ顔をする
・聞こえないふりをしてもお構いなしにかぶせてくる
・周りが迷惑そうな顔をしても、嬉しそうにしている
・仕方なく愛想笑いをするとさらに調子に乗る
「だじゃれを言う人の特徴」
・場の雰囲気をよく見ている
・周りがよく見えている
・ムードメーカーである
・日頃から気持に余裕がある
・頭の回転が早い
・どのような状況でも臨機応変に対応できる
・その人がいると場がパッと明るくなる
相手が緊張している、深刻に考えすぎている、場の空気が重たくなっている。そんなときこそ身体を張ってユーモアでその場の雰囲気を和ませ、周囲との関係を円滑にすることができる。それがだじゃれの真髄。
「ギャグハラ」
偉い人が、その立場を使って、若い人たちに対して、笑うことを強要する嫌がらせ。
日本語はだじゃれ向きである
日本語には母音があいうえおの5つしかない。これは世界的に見てかなり少ないほうで、フランス語は13、英語は31も母音が存在する。また子音は日本語が15、フランス語が20、英語は22ある。日本語は母音と子音の組み合わせが少ないことから同音異義が発生しやすく、音節が必ず母音で終わることから、似通った音をつくりやすい構造になっている。
サーバントリーダーシップとは?
上に立つ人が偉いのではなく、むしろ、メンバに対する奉仕・支援のスタンスを大切にする。それによって、一緒に働くメンバの協力姿勢や主体的な貢献意識を引き出すリーダーシップ。
上下が逆さの逆ピラミッド組織。お客様に最も近い立場にあるメンバー層、現場スタッフが最上位にあり、それを支えるように管理職、経営陣がある。
本社はサポートオフィス。本社はメンバが働きがいのある職場となるように支援する裏方。
笑って幸せになろう♪
しかめっ面してたら ロクなことがない♪
簡単なことだ 笑うとすべてがうまくいく♪
ランディニューマンでLaugh and be happy♪