ダークウェブとは何か?アクセス方法は?

史上最悪のサイバー闇市場ご存知ですか?

ウルブリヒトが創設、運営した「シルクロード」です。

2011年に開設された、違法薬物をオンラインで販売するための闇市場。その大きさから、「薬物のイーベイ」「闇のアマゾン」ともいわれてる。

まずダークウェブについて。つぎのフォトをご覧ください。

ダークウェブ



サーフェイスウェブは、ぼくたちの見てる、グーグルで検索できるウェブです。

ディープウェブは検索エンジンにひっかからないウェブ。Gメールなどのウェブメール、アマゾンなんかのマイページ、フェイスブックの非公開ページなど。

ダークウェブはディープウェブのさらに奥底にあるもの。「サイバー犯罪と闇市場」の中心的な舞台です。

ダークウェブとディープウェブは何がちがうか?

アクセス方法に違いがあります。ダークウェブは専用のソフトウェアによる通信方法でないと、アクセスすることができない。

現在おもに使われている通信方法は、「Tor」、「I2P」、「フリーネット」の3つ。この3つは、それぞれ独立したネットワーク空間です。

ダークウェブでもっとも使われているネットワークがTor。通信の暗号技術が優れていて匿名性が高い。

当初はアメリカの軍事技術で、世界で迫害を受けてる政治活動家やジャーナリストが利用してましたが、匿名性に目をつけた犯罪者たちが群がるようになりました。

ダークウェブの特徴

・情報を探すのに手間がかかる。検索エンジンが使えない世界です。どうやって見つけるか?サーフェイスウェブやディープウェブの掲示板やリンクから、地道にたどっていくしかない。

・URLが頻繁に変わる。捜査機関の網に引っかからないようにしている。

以下にその他の読書メモを。



I2Pとは?

ネットワークの通信を匿名化する技術。自分のIPアドレスを他人に知られることなく目的のウェブサイトにアクセスするためや、匿名のウェブホスティングや電子メールサービスを構築することなどに使われる。

フリーネットとは?

P2P技術を使ったネットワーク。P2Pといえば、「ウィニー」のような違法行為に利用される共有ソフトというイメージがあるが、「スカイプ」などでも使われてる技術。

Torとは?

「ジ・オニオン・ルーター」の略。タマネギはひと皮むいても同じような実がある多層構造。オニオンルーティングも、暗号化された通信がいくつもの層をつくるイメージ。

Torでは通信元と通信先の間に基本的に3つのコンピューター(ノード)が入る。Torを利用するコンピューターは、まず「入口ノード」「中継ノード」「出口ノード」と呼ばれる、3つのノードを自動的に選ぶ。そしてそれぞれと暗号化通信を行うための「鍵」を入手する。3か所で暗号化を重ねる。この「タマネギ化」がオニオンルーティングの名前の由来。

ダークウェブ

ビットコインが闇市場を拡大した

闇の住人には銀行を使った決済は不安定。ビットコインは管理者を持たないシステムで、政府の力をもっても止めることができない。匿名で利用できるのが大きい。氏名もメルアドも登録しないでいい。誰でも利用可能。信頼性も高く、手数料も安い。

悪のマーケットプレイスとは

ダークウェブの中心的存在は、「マーケットプレイス」。目立つのは麻薬関連。ほかには偽造パスポートや偽造免許証、偽札、盗難品、銃器、流出情報、詐欺商材、ハッキングツール、未発表の脆弱性情報、違法ポ〇〇など。

大手といわれるマーケットプレイスが20ほどあり、サービス間での競争も活発。多くのマーケットプレイスは、利用者、出品者、購入者は、それぞれIDとパスワードを作成することを要求される。

ユーザー登録が必須なのは、冷やかし客を排除したり、ボットやDosを弾くため。ユーザー登録に必要なのは、名前、パスワード、キャプチャ認証の3つというのが多い。

マーケットプレイスの収益源は手数料(1~5%)で、少しでも多くのユーザーを増やそうとしており、そのため登録は簡単になっている。

スノーデンのすすめるセキュリティ

NSAの情報を大量に公開したスノーデン。ネットでプライバシーを保持して通信するには、Torを使うべきと推奨している。Torの匿名性を完全に破るのは、NSAをもってしても容易ではない。スノーデンのTor推奨発言後、利用者は急増した。ただし完全無欠ではなく、部分的に破られる、という事例は何度も起きている。Torの弱点詳細は本書にて。

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