「歯医者の治療がいらなくなる3つの習慣」まとめてみた

歯を失う原因は「虫歯」「歯周病」「破損」の3つ。「歯医者の治療がいらなくなる3つの習慣」はなかなかの良本でした。

個人的に困ってるのは神経抜いた右上の奥歯。よく出血してる。

出血があるならプラークによって歯茎が炎症を起こしているサイン。「血が出るのは怖い」と歯間ブラシを通さないでいると、どんどん炎症は進行するのでむしろ積極的に通すべき。1週間ほど続けていると炎症が治り、出血はなくなるので安心して続けて。痛みを伴って出血した場合は、歯間ブラシの先端を歯茎に刺して傷つけているので通す角度を見直しましょう。歯間ブラシの使い方ですが使うのは「糸切り歯」より後ろだけです。

歯医者の治療がいらなくなる3つの習慣

さっそく100均でゴムの歯間ブラシ買ってきた。100円で10本のやつ。痛痒くて気持ちよかた

虫歯は食べ方で防ぐ

なぜ虫歯はできるのか? さまざまな要素が重なって起こる病気であるが、最も大きな影響を与えるのは「脱灰と再石灰化のバランスが崩れること」。

虫歯の原因になるのは糖質をエサにして酸を出す細菌「虫歯菌」。虫歯菌の出した酸によって歯の表面が溶けることを「脱灰」といい、それに対抗する唾液の修復作用が働くことを「再石灰化」という。

歯はリン酸カルシウムを主成分とする組織でできていて、周囲が酸性になると溶け出す性質を持っている。

糖質が口に入ると5分後に虫歯菌が糖質を食べて酸を出すことで脱灰が起こる。その後口の中から糖質がなくなると、唾液は溶け出した歯のミネラル成分を歯の表面に押し戻し再石灰化が始まる。

再石灰化が完了するのに食後2時間ほどかかる歯という臓器は「溶けては修復」を繰り返す不安定な臓器。

・歯磨きに虫歯の予防効果はない。

・定期的なプロのケアは意味がない。

虫歯予防のカギは「食事と食事の間を2時間以上空ける」こと

歯を修復できるのは唾液だけ。唾液の量が多ければその修復の力は強くなる。ゆっくり噛んで食べると唾液腺が刺激され唾液の量を増やすことができる。

基本的に「3度の食事と3時のおやつ」以外は、水かお茶しか口にしない生活が理想

デスクワーク中は好きなタイミングで飲食できる。飴やタブレット、甘い飲み物を仕事中に飲食する人は、虫歯リスクが相当高いので要注意

・重曹うがいやマウスウォッシュは唾液の下位互換。害はないが効果はあまりない

・虫歯になりやすい人トップ3。①間食の頻度が高い ②就寝前(2時間)に糖質を摂取する ③飴をよく舐める

・糖質のなかで特に長時間口の中に留まるのが飴やタブレット。喉対策でのど飴をなめたり、口臭対策でタブレットを頻繁に口の中に入れることは、虫歯予防のためにはやめたほうがいい習慣。

歯医者で歯石をとり続けても歯周病は絶対に治らない

厚労省の統計調査「日本人の成人の8割が歯周病にかかっている」。また歯を失う原因の1位は歯周病

歯磨きの目的は「歯周病を予防するため」。プラークという歯の表面についた細菌の塊をとること。

・勘違いされているが食べかすをとるのが目的ではない。

・プラークは口腔内のホコリの塊。口腔内の細菌はチリのように口の中を漂っていて、24時間くらい経つと歯の表面に降り積もる。寝起きに歯の表面をつまようじで軽くこすると白くて柔らかい泥のようなものが付く。あれがプラーク。

・歯周病はプラークが出した毒素が歯茎にかかることで、歯の周囲の組織に炎症が起きて進行する。

・プラークは硬いものにしか付着しない。歯茎など柔らかい組織にはプラークはつかない。また食べ物が擦れる箇所は勝手にプラークは落ちる。

歯の表面や裏面、噛む面といった磨きやすい場所にはプラークはとどまっていない。磨くだけ時間の無駄。磨くべきは歯と歯茎の境目の歯のほう

・プラークが歯の表面にとどまるのにかかる時間は24時間。適切な歯磨きで24時間以内にプラークを取り除くことができれば歯周病は発症しない。

歯周病は「歯医者で治してもらう病気」ではなく「自力で治すしかない病気」

・歯石とプラークの違い。歯石はプラークが長期間歯の表面に残り沈着しカルシウム成分が石になったもの。歯石には生きた細菌がいないので歯周病を進める直接的な要素にはならないが、表面がざらついているのでプラークが付着しやすい場所になる。

・歯茎のマッサージは歯周病の予防効果はない。歯茎を傷つけ歯茎下がりの原因になるのでやめましょう。

・歯と歯茎の境目の歯のほうにプラークが付着し、その状態が48時間以上続くと歯茎が炎症を起こし始める。

・歯周病菌そのものが骨を溶かすわけではない。プラークが出す毒素から体を守ろうとする免疫反応によって自ら骨を溶かしている。骨の中に毒素が侵入し骨髄炎になるのを防ぐための自己防衛によって骨が失われていく。

・歯磨きは実は1日1回で十分。歯磨きの目的は歯周病の原因であるプラークを取り除くこと。プラークは24時間で蓄積するので、正しい歯磨きなら1日1回で十分。

・時間がたつと空気中のチリが集まってホコリになるように、プラークは何も食べなくても自然に溜まってくる。

・歯周病の兆候は自分でもチェックできる。それは歯磨き中に痛みを伴わない出血があるかどうか。その状態では病原性の強い歯周病菌が血液中のヘミン鉄を栄養に増殖しやすくなる。でもプラークを毎日除去できれば炎症は落ち着き出血もなくなってくる。

・歯周病の予防でマウスウォッシュを使うのはデメリットしかない。それらの有効成分が届くのはプラークの表面にいる一部の細菌だけ。生き残った細菌がすぐに増殖し数時間以内に元の状態に戻ってしまう。歯周病菌と一緒に口腔内の善玉菌まで減るのでデメリットの方が大きい

・歯周病の予防に特効薬はない。予防には細菌を減らすことでなく、プラーク=細菌の塊を歯ブラシで物理的にこすり取ることしかない。

バス法(バス先生が1948年に提唱)で45度で歯と歯茎のの境目に当てるやり方はダメ。じつは歯茎が下がる原因になる。日本人は欧米人に比べて歯茎や骨が薄い人が多くダメージを受けて歯茎が下がりやすい。欧米人のメガネが日本人に合わないのと同じ。

歯医者の治療がいらなくなる3つの習慣

・正しいやり方は「歯と歯茎の境目の歯のほうに対して毛先を垂直に当てる」。

・歯ブラシは5mmほどの幅で細かく動かす。

・歯に当てる力加減。毛が閉じた状態で軽く当たるとき

・歯磨きするときは歯磨き粉を使ってはいけない。理由はシンプル。歯の表面が泡でよく見えなくなるから。

・歯磨き粉を活用すべきは、着色予防と虫歯予防という2つの場合だけ。研磨剤でステイン(着色)を取り除く。またフッ素には虫歯の予防効果がある。

・何もつけずに歯磨きしてプラークを落とした後に、歯磨き粉で着色を落とすために表面を磨く。フッ素の効果を得たいなら、歯磨き粉を使うより寝る直前にフッ素ジェルを歯の表面にに塗り口をゆすがないのが最も効果的。おすすめはライオンの「チェックアップジェル」。つける量は歯ブラシの毛の3分の1程度でいい。多すぎると体が食べ物だと認識し唾液を分泌し洗い流してしまうため効果が半減する。

著者のYouTubeあったので貼っときます。

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