なぜCP360(スピンフィット)を装着したWF-1000XM3は最高なのか?

まず結論。4つのイヤーピース。左から音質の良い順です。

スピンフィットCP360 > ソニーハイブリッドイヤーピース ≧ ソニートリプルコンフォート ≧ ソニーノイズアイソレーションイヤーピース

サイズはすべてLサイズです。ウレタン製のトリプルコンフォート以外は割と同じような音です。CP360の高音と解像度が頭一つ抜けてる。もちろん楽曲によって印象が変わります。ハードロック系とかEDM系は差が出にくい。

耳の中の安定性と密閉感の順位は以下。ウレタンとか入ってるとクニャっとしないので安定する。

ソニートリプルコンフォート > ソニーノイズアイソレーションイヤーピース > ソニーハイブリッドイヤーピース > スピンフィットCP360

装着感というか耳への肌触り順位は以下。これは医療用シリコンCP360の圧勝。耳に直接ウレタンもわりと爽快。

スピンフィットCP360 > ソニートリプルコンフォート > ソニーハイブリッドイヤーピース = ソニーノイズアイソレーションイヤーピース

※シリコンとゴムの違い:ちなみにシリコンは分子がケイ素系であり合成ゴムは炭素系です。 シリコンゴムは他の合成ゴムと違い発火点が高く燃えにくい性質。

一番左のイヤーピース。

左から2番目。ソニーのイヤホン買ったらほぼ付属してる安価なイヤーピース。

左から3番目。XM3付属のイヤーピースでウレタン素材。

左から4番目。ハイブリットイヤーピースにスポンジが挟まれたタイプ。廃版で高騰。

もう1つ候補に挙がったウレタン系の「コンプライ」ですが、アマゾンレビューが「耐久性に難あり」とか「ケースに入らない」とか酷評されてたのでスルーしました。ウレタン系は付属のトリプルコンフォートがあればいいでしょう。ちなみに「コンプライの塩崎さんインタビュ記事」でも3か月での交換を薦めています。




なぜCP360は優れているのか?

2019年6月発売の完全ワイヤレスイヤホン向け新作モデル。

・医療用シリコンでアレルギーがおきにくい。ハイブリッドイヤーピースだと痒くなるのが全くならない。

・BOSEじゃないけど装着してるのを忘れるぐらいの快適さ。

・DSEEHXオフにしても、DSEEHX(普通音源をハイレゾ化する技術)より高音が出る。イコライザで低音上げてCP360使えばDSEEHX並みの高音が出るので最強の音質になる。

・イヤホンは低音は密閉性、高音は直進性が影響する。外耳は中で曲がってる。先端の傘が可動する特許でCP360は高音がよく出る。

XM3につけてみた。

これまでイヤーチップのサイズ選びには苦労しました。

BOSEのイヤホンは苦労しません。だけどソニーは装着感で苦労しました。ソニーのイヤホンは過去10年で6本目です。2010年代前半までのウォークマン付属系はよかったのですが、有線エキストラベース、有線ノイキャンハイレゾ、無線ノイキャンあたりは苦労しました。

1時間以上使用してると耳が痛くなるんです。イヤーピースと反対側のボディというかブラスチックの部分が耳の内側に当たります。まずここが痛くなり、次にイヤーピースと接触してる外耳道のへんが痛くなります。

耳ってパッと見は左右対称ですが細かくはそうなってない。右側はSサイズ、左側はMサイズでした。右にMサイズ入れるとものすごく痛くなった。それでここ5年ぐらいはずっと左右サイズ違いのイヤーピースを使ってました。




今回はイヤーピースのサイズ大きさで耳が痛くならない

今回は違う。耳の内側でイヤホンを支えないつくりというか、耳穴だけでなぜか安定する不思議な構造です。なのでサイズは両方ともトリプルコンフォートのMサイズをしばらく使ってました。右耳がMサイズでも痛くなかった。1時間30分ウォーキングしても落ちないし痛くならない。

イヤーピースで耳が痛くならない構造のイヤホン。これならいろんなイヤーピースを試してみたい。検索してると役に立ったのがこのサイト。7種類のイヤーピースを「高音、中音、低音、音場の広さ」で評価してる。

https://monogama.space/entry/2019/07/17/190258#toc5

意外にも最高評価は、ソニーの安物イヤーピース「ハイブリッドイヤーピース」でした。サイズはLがいいとのこと。

これまで痛かったのでLサイズなんかもっての外だったのですが、ちょっとはめてみようか。

おお~。Lだとものすごく密閉性が増して低音が響く。しかもノイキャンも完璧。ノイキャンてぴったりサイズになれば、こんだけも効くものだったんですね。2009年以来10年間もわからなかった。毎日ずっと聞いてたのに。思い込みってダメっすね。

4つのイヤーピースまとめ

①スピンフィットCP360
なぜCP360を装着したXM3は最高なのか?

とにかく高音が伸びるDSEEHX(普通音源をハイレゾ化する技術)かけた他のイヤーピースより、DSEEHXオフにしてイコライザで「CLEARBASS」をアップしたCP360 のほうが音質がいい。DSEEHXをかけるにはイコライザをオフにするのが条件です。するとクリアベースで低音を上げるのが好きな人はイコライザオフで低音が弱くなる。それであればCP360を使って高音を補正してイコライザで低音を上げたほうが音がいい。解像度も素晴らしい。クリーンだと思い込んでたギター音がじつは歪んでたとか。装着感も快適です。痒くならない。デメリットはイヤホンへの脱着がやりにくいこと。他のイヤーピースはスポッと抜き差しできますが、CP360は傘をひっくり返して慎重にハメこまんと入らないです。それと高い。2個入ってますが同一サイズの組み合わせはないし。要は1500円で1セットしか使えない。高級品です。

②ソニーハイブリッドイヤーピース
ソニーの普通の300円台のイヤピースですが思いのほか音がよかった。Lサイズを使うことでの密閉性が高まり低音はアップした。中音が強いです。CP360との違いは耳が痒くなる。まあ我慢しとけばいいですが。30分に1回ぐらい外して耳を掻いてますw。解像度はCP360ほどよくない。音は1つの塊として聞こえる。高音も弱い。脱着はスムーズです。

③ソニー トリプルコンフォートイヤーピース
これぼくにとってはつけ心地がいい。かゆくならない。クニャクニャじゃないので1サイズ大きく感じるという評価が多い。Lサイズ装着してもXM3なら痛くなかったです。低音はブーンブーンじゃなくてポンポンという感じです。これはこれで味わいのある低音です。

④ソニーノイズアイソレーションイヤーピース
AmazonでMサイズが9800円と高騰してるので選択対象外というか。②にスポンジを詰めたものなので、②と③の中間のような音質です。根強いファンがいる。

まとめます。使用頻度は以下です。

1.メインで使うのはCP360。痒くならないのと高音の伸びがいい。密閉感のあるベストポジションを探るのに少し時間がかかるのが難点。

2.CP360に飽きたらトリプルコンフォートです。耳の中で安定性があるのでベストポジがすぐに探れる。音は好みがあるがOKならこれでいい。

3.廃版品。もう入手できないのでじっくり味わう。

4.安価でいつでも買えるし安定の品質。

ちなみにCP360を買ったのは、日本橋の「eイヤホン」です。あらゆるイヤーチップが試着できます。サイズもSML常備してます。ここで数種類の試着を堪能してCP360を即決しました。

ノイキャンといえば、サウンドオブサイレンス♪

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