水は90℃を超えると1℃ごとに泡が大きく、増える

ハリセンボンの針は何本?

千手観音の手は本当に千本?

数に関する様々な小ネタ本です。けっこう知らないことが多かった。

本書で初めて知った、10のことを以下に。

水を熱すると泡がたくさん出るのは90℃くらいから

60℃~80℃は小さな泡でさほど変化はしない。90℃を超えると1℃ごとに泡が大きく増える。細かい泡がたくさん出るのは95℃あたりから。そして100℃になるとぐつぐつと大きな泡が出る。

1℃ごとに泡の大きさが変わる。

水を熱すると泡がたくさん出るのは90℃くらいから



ハリセンボンの針の数は350本

通常は350本から400本くらい。多くても500本。

英語ではポーキュパインフィッシュという。直訳すると「ヤマアラシ魚」。

千手観音像の手の数は千本

実際に1000本の手を持ってる千手観音像は少ない。多くの観音像は合掌してる2本の手を除くと40手となる。その40の手が、それぞれ25の功徳を持つとされ「40×25」で1000ということになる。京田辺市「開運山寿宝寺」は1000本の手がある。平安時代につくられた。

千手観音像 宝寿寺

尺八の長さは「一尺八寸」

尺八は長さが「一尺八寸」であることが名前の由来。一尺は約30㎝。一寸は約3㎝。尺八はおよそ54cmということになる。

尺八には様々な長さのものがあり、一寸短くなると半音高くなる。これは「一尺七寸管」という。一寸変わると音が半音ずつ変わる。

四つ葉のクローバーの確率は10万分の1

シロツメクサの葉っぱは通常三つ葉だが、まれに四つ葉のものがある。これが見つかると幸せになれるというが、一般的に10万分の1の確率で発生するとされている。

花粉とコロナウイルスのサイズ比は「300:1」

スギなどの花粉の大きさは30㎛。コロナウイルスは0.1㎛。両者のサイズ比は300:1となる。これほど大きさが違うので、花粉を防ぐために作られたマスクでは、とてもコロナウイルスの侵入を防ぐことはできないのだ。

同じ量の液体でも重さは異なる

100mlの液体。水は100gだ。油は89g、ウイスキ93g、牛乳101g、オレンジジュース103g、しょうゆ115g、シロップ120gと同じ容量でも大きな差がある。それぞれの液体の密度が異なるためである。



金鳥「蚊取り線香」レギュラーサイズの燃焼時間は7時間

金鳥蚊取り線香が誕生したのは1890年。このときは線香のような棒状で、40分で燃え尽きたという。これでは睡眠時に使いにくい。長時間の燃焼に耐えうる形を模索していたところ、創業者の妻が庭でヘビがとぐろを巻く姿を見た。ここからヒントを得て渦巻き型の蚊取り線香が生まれた。

現在1時間で10㎝燃える。レギュラーはおよそ7時間、ミニサイズは3時間、大型サイズは12時間の燃焼時間となる。

不動産広告における「徒歩1分」はおよそ80m

不動産広告における「徒歩1分」は、80mの距離に相当すると定められている。これは健康な女性がハイヒールを履いて歩いた速度から計算されたもの。信号待ちなどは時間にカウントしないので、信号が多いルートは実際にはより多くの時間がかかることになる。

なお車1分は400mと定められている。

変わった名前の由来

551の豚まん。創業当時の電話番号に由来する。

山本五十六。五十六が生まれた時の父親の年齢。

阪急創業者で宝塚歌劇団の創設者の小林一三。彼の誕生日は1月3日。

坂本九。これは父にとって9番目の子どもだったことに由来する。

いろんなカバーあるけど、これが秀逸かな。

SEKAI NO OWARI(上を向いて歩こう)
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