ダークマターとダークエネルギーの違いを簡単に

ダークマターとダークエネルギー。

「ダーク」という言葉は「よくわからない」という意味。

ダークマター:よくわかってない物質。

ダークエネルギー:よくわかってないエネルギー。

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ダークマターとは

私たちの太陽系が含まれる天の川銀河は、平べったい円盤のような形でぐるぐる回転をしている。その回転速度を計算しようとすると、天の川銀河にある星の重さだけではうまくいかない。

光って見えている星たちの10倍の重さの何かがないと計算があわない。計算が間違ってないとすると、これだけの重さの何かが存在することになる。この見えない何かのことをダークマターと呼んでいる。質量はあるけど光では見えないよくわからない物質、観測することはできないけど重力を感じることのできる何か。

ダークマターは宇宙の27%を占める。その正体はどんな物質なのか。大きいものでは光で見ることのできない燃え尽きた星やブラックホール、小さいものではニュートリノなども以前は候補に挙がっていた。現在はニュートラリーノと呼ばれる未発見の素粒子が本命とみられていて、いろいろな実験でその検出を試みている。

ダークエネルギーとは

宇宙にある質量のすべての物質には、それぞれ重力が働く。そうするとそのまま放っておいたら宇宙にあるすべての質量のある物質が1点に集まってしまう。しかし実際にそうなっていない。アインシュタインも宇宙がつぶれてしまわないように宇宙を膨張させる力が働いていると仮定した。

実際の観測結果からも宇宙が膨らんでいることはわかっているが、なぜ膨らんでいるかわかってないこの宇宙を膨らませているよくわからない力のことをダークエネルギーと呼んでいる

宇宙全体の68%をダークエネルギーが占める(27%をダークマター、私たちの知ってる物質は5%)。

宇宙を収縮させようとする重力に対抗して、宇宙を膨張させるためになぜか働いているものとしかわかってないが、物質のない空間(一般的に真空と呼ばれるもの)に満ちているエネルギー、真空のエネルギーではないかと考えられている。

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宇宙のはじまる前

宇宙がどこからどうして生まれたのか、誰もが知りたいこの疑問の答えは残念ながらまだ誰も知らない。私たちが存在するこの宇宙が生まれるまでは、私たちが感じることができる時間も空間も存在してないので、そもそも宇宙が生まれる時間より前という考え方すらできない。

私たちの宇宙が生まれて10のマイナス43乗秒後(0.0000‥‥1秒後)までの間をプランク時代と呼んでいる。プランク時代の宇宙の大きさは10のマイナス35乗(0.000‥‥1メートル)。とても小さい。

この宇宙が生まれて10のマイナス36乗秒後、宇宙は光の速さを超えるようなとんでもないスピードで膨らんでいく。宇宙のサイズが突然数十桁も大きくなってしまう。たとえるなら原子核くらいの大きさだった宇宙が私たちの太陽系くらいまで大きく膨らんでしまったようなもの。このとんでもない膨張のことをインフレーションと呼んでいる。

まとめ

最近の宇宙本では一番わかりやすかった。過去10年の宇宙本、メジャーなのは日本だったら「宇宙は何でできているのか/村山斉」2011年新書大賞です。

世界では「宇宙が始まる前には何があったのか/ローレンス・クラウス」。「種の起源」に匹敵するといわれてアメリカでベストセラー。

両方ともぼくには難解でした。

ワイン本で「図解ワイン1年生」という名作本があります。過去数年のワイン本では一番わかりやすい。本書との共通点はカラー、マンガ、キャラクターが出てきてわかりやすく語ってること。やっぱマンガは最高。

ボストンで、宇宙の彼方へ♪


ボストンの思い出。中学高校時代、毎週2枚の洋楽LPを貸しレコード屋で借りてました。ネットのない時代の情報源は音楽雑誌とラジオと小林克也ぐらい。口コミも貴重な情報源でした。

その貸しレコード屋には洋楽に詳しい人がいて色々と教えてくれた。リトルフィート、スティーリーダン、ボストン、エアロスミス(復活前)…。ぜんぶその人が教えてくれたロックバンド。なかでもボストンは「これだけはヘッドホンで聞いて。音が回るよ」と1stアルバム「幻想飛行」を手渡された。古着屋さんも兼ねていて、小さな城下町のちょっとした情報発信基地でした。何もかもみな懐かしい。

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