「私を構成する9枚のアルバム」つくってみた

私を構成する9枚のアルバム

私を構成する9枚 作り方

①スマホで「MOLDIV」というアプリをダウンロードする。
②スマホにアルバムジャケット画像を取り込んでおく。
③「MOLDIV」を操作して、画像をあてはめていく。

それだけです。とてもかんたん。

③はまず9マス正方形パターンを選ぶ。
・タップするとギャラリーにスマホ内の写真が出てくる。
・それをあてはめるだけ。最後に保存。スマホ本体の「アルバム」に保存された。
・これをグーグルドライブに共有しPCからアクセスしてブログ画像に取り込む。



私を構成する9枚のアルバム作品レビュー

「イーグルス/グレイテストヒッツ・1971-1975」

ど真ん中のやつです。20世紀アメリカで一番売れたアルバム。アメリカレコード協会によるとオールタイムでも2018年に「スリラー」から1位の座を再奪取しました。

イーグルスのオリジナルアルバムと、ソロ作品をあわせたら20枚ぐらいあります。正直いうと9枚全部イーグルス&ソロ作品になってしまうので、この1枚で代表させました。中学の時から大ファンです。1994年と2011年はライブ見にいきました。グレンが今年亡くなって、2011年が見納めになってしまった。爽やかな初期ベストなのでホテルカリフォルニアは入ってないよ。

「JDサウザー/ユアオンリーロンリー」

真ん中上のやつ。AOR名盤として名高い。これをはさんだ前後3枚が人気作品。といってもソロ作品は、50年近いキャリアで7枚ぐらいしかない。この前亡くなったグレンフライが、イーグルスメンバーに入れようとしたんですが、ランディが派閥ができることを嫌って反対した。とはいえ6人目のイーグルスとして、サッドカフェ、ニューキッドインタウン、我が愛の至上、ハートエイクトゥナイト、ハウロングなどを提供。ぜんぶ代表作やん。

このジャケ写をまねしたポーズで、何枚も写真を撮ったなあ。高校の時からファン。2014年来日のとき見にいくつもりだったのですが急遽いけなくなって。会社の先輩が見にいって、JDとハイタッチしたらしい。

「ジャクソンブラウン/ホールドアウト」

真ん中下のやつ。この人も高校の時にはまった。90年代のアイムアライブツアーと2015年ツアーは見にいった。全米1位だけどファンからは評価の高くないアルバム。音が80年代風でカッコよくなった。このアルバムと次のアルバムが、ロック色が強いような気がします。

今や超大物になったデビッドゲフィンが、JBを売り出すために設立したアサイラムレコード。JBはソロで売り出しましたが、グレンフライやドンヘンリーには「君たちはバンドで」と、一山いくら扱いしたのは有名な話。やっぱり人は見た目が9割か。ブルーススプリングスティーンいわく「元祖イケメン野郎」。このアルバムの頃はちょうど31歳ごろか。JBはこの6枚目まで神作品が続いた。どのアルバムも好きなので、どれでもいいのですが、この作品を代表として入れました。

「ホリーコール/ガールトーク」

左上のアルバム。基本的に中高生の時ハマった人たちを選んでますが、この人だけはサラリーマンになってからハマった。ロックを聞き飽きてジャズでも聞こうかなと。いろんなジャズボをきいて、いちばんよかったのがこのアルバムです。好きなジャズボは、ノラジョーンズ、ステイシーケント、サラガザレクなど。ホリーは今でもアルバムが出れば音源入手してますが、やっぱり初期三部作がいいです。ドラムレスのトリオ(p、b、vo)演奏。音のスキマがいい。いまでもずっと聴いていて、生涯の1枚になりつつあります。

「リトルリヴァーバンド/グレイテストヒット」

左中のアルバム。高校の時にアルバム集めました。ぜんぶ揃えたような。すべてLPだったので、いま聴ける音源はこのCDしかないのですが。オーストラリアの国民的バンドです。初期イーグルスのような爽やかなコーラスワーク、メロディもいい。エアサプライよりはビートとハーモニーが力強い。海沿いのドライブにぴったりなアルバムです。



「スーパートランプ/フェイマスラストワーズ」

左下のアルバム。前作が1000万枚超えの大ヒットして、この作品がリリースされたときは、NHKが19時のニュースの海外情報コーナーで伝えてました。なんか抒情的だけどメロディアス。霞がかかったようなボーカルとサウンド。スマホの目覚ましは、このアルバムから「ノーフーユーアー」にしてる。B面後半のマイナーな展開は、いつ聞いても素晴らしい。

「ダンフォーゲルバーグ/イノセントエイジ」

右上のアルバム。この人も高校の時ハマってアルバム集めました。ビルボードの選ぶ世界音楽業界影響力1位のアーヴィンエイゾフと一緒に田舎から出てきた。ダンの特徴は多重録音で一人CS&Nなんて呼ばれてた。ドラムだけはラスカンケルが叩いてることが多かったです。この作品は本当に美しい。2枚組だけど捨て曲がない。

「アラバマ/南風」

右中のアルバム。世界で最も売れたカントリーロックバンド。今でもクリムゾンタイドのホームゲームでは、このアルバムから「デキシーランドデライト」が六甲おろしのように12万人に歌われてます。彼らのキャリアでは約8000万枚のアルバムが売れましたが、火がついたのはこの作品かな(レッチリ、コールドプレイ、ジャーニー、ポリス、ニルヴァーナ等が約8000万枚レベル)。アラバマの作品は90年代のはじめまでずっと集めてました。海沿いのカフェでこのアルバムがかかればぴったりです。カモメの声や潮の音が聞こえるアルバムです。

「ポコ/Inamorata」

右下のアルバム。アメリカンロック好きには有名なポコ。というよりイーグルスの2人のベーシストは2人ともこのバンド出身。個人的に好きなポコのアルバムは、「レジェンド」「レガシー」とこのアルバムです。なかでも80年代風の明るい音の本作は、AORの名盤ともいえます。10ccの「アイムノットインラブ」みたいな霞が全編に漂ってる。リトルフィートの「デキシーチキン」みたいな、売れてない名盤といえるかも。

好きなアルバムの事を書くのは楽しいですね。みなさんも、人生のいろんな思い出とラップする音楽作品があると思います。スマホがあれば簡単につくれるので、いかがでしょうか。

せっかくなので代表して1曲だけ貼ります。美曲です。どのアルバムのどの歌も、ぼくにとっては美しいのですが。

葉っぱが枯れるとき♪
コマドリが泣くのをみたことがあるかい♪
流れ星の静寂  紫色の空の明るさ♪
ぼくは寂しすぎて 泣くかもしれない♪

障害に苦しみ29歳で夭折したハンクウィリアムス。かれの孤独感を歌った曲だと言われてます。名曲なのでいろんな人がカヴァーしてますが、ホリーコールはデビューアルバムにして、誰よりもこの歌を歌い切っています。ドラムレスのピアノトリオ。間奏のtpも枯れてていい。ホリーコールトリオで、I’m so lonesome I could cry♪

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