ビジネス書おすすめ歴代ベスト71選「ビジネス名著大全」より

「トップポイント」という月刊誌があります。年間購読のみで、本屋さんには売ってない。

1987年創刊。「一読の価値あるビジネス書を紹介する月刊誌」。1か月に10冊、年間120冊。新刊ビジネス書の要約版がみれる。料金は1か月1000円。

最近は多くの人が趣味で書評ブログやってますが、むかしはそんなの無かった。だから忙しい人向けに、そういう商売ができたのかもしれません。

本てだいたい1p600文字ぐらい(新書で)。250pとして15万字。それを1冊あたり4000文字ぐらいにまとめてるそうです。ざっと3%に圧縮要約してる。

創刊30周年記念に、これまで紹介した本から、さらに厳選した良書紹介をすることになった。「ビジネス書30年のベストオブベスト」

30年なので3600冊。そのなかの90冊です。全体の3%弱を選り抜いた。選択基準は、名著として評価高いもの。意義や存在感のあるもの。企業経営に実用性の高いもの。

8章に分類されてます。それぞれの章に約10冊。
①思想・戦略
②実行・実践
③失敗・危機・衰退
④変革・復活
⑤成功企業分析+法則化
⑥マネジメント
⑦マーケティング
⑧イノベーション

1冊の本は6pにまとめられてる。

前置きはこれくらいにして、著者が紹介した90冊から71冊を以下に。割愛したのは、関連本として2pぐらいで紹介されてたものが主です。あと「失敗の本質」とか「フリー」とか、自分で記事にしたものも。

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1章:思想・戦略

1.【一回のお客を一生の顧客にする法―顧客満足度No.1ディーラーのノウハウ】
最高の顧客サービスを提供するカーディーラーのノウハウ。顧客が困っていれば無料で助ける。「何をして欲しいか」顧客に尋ねる。

2.【破天荒!】
米国の航空業界に革命をもたらしたサウスウエスト航空の経営戦略。ニッチに特化。簡素化で効率化。シェアでなく利益。従業員採用はユーモアセンスを最も重視。

3.【マイケルポーターの競争戦略】
「競争の戦略」「競争優位の戦略」、ポーター研究のエッセンス。企業は独自性を目指して競争すべき。

4.【競争優位の終焉】
ポーターに代わる、新たな競争戦略。企業の独自性は模倣されるので長続きしない。1つの優位性から次の優位性に素早く移行する。

5.【コアコンピタンス経営】
自社ならではのスキル・技術を強化し、未来の競争を勝ち抜く。コアコンピタンスとは「顧客に特定の利益をもたらす、一連のスキルや技術のこと」

6.【異業種競争戦略】
業界の枠組みを越えた「異業種格闘技」を勝ち抜くには。コンビニが銀行に参入。異業種参入は「事業連鎖」と「ビジネスモデル」の2つの視点がカギ。

7.【ブルーオーシャン戦略】
「まだ生まれてない市場」ブルーオーシャンを開拓し、新たな需要を掘り起こせ。

8.【プラットフォーム戦略】
グーグル、アマゾン、楽天・・高成長企業の「場をつくる」技術。価格以外にも魅力あるものを提供する。キラーコンテンツとか。

9.【良い戦略、悪い戦略】
戦略の大家が説く、良い戦略を立てるための思考法と実行法。悪い戦略は、詰め込み過ぎ、非現実的、専門用語で意味不明、内容が空疎、目標と戦略の取り違え。

10.【トレードオフ】
ビジネスの成否を左右する「トレードオフ」の概念。上質をとるか手軽をとるか。両方を極めた商品やサービスは不可能。

11.【戦略「脳」を鍛える】
BCG流、ユニークな発想を生み出すための頭の使い方。ユニークな戦略は「定石+インサイト」から生まれる。

2章:実行・実践

12.【経営は「実行」】
企業の「実行力」を高めるための鉄則を説く。実行こそが危機脱出の切り札。リーダーの行動、企業文化の変革、適材適所。

13.【戦略を、実行できる組織、実行できない組織】
組織に「実行」の文化を根付かせ、戦略を成功に導く原則。戦略の実行を阻む最大の要因は、緊急の日常業務。ビジュアルな進捗管理が必要。

14.【戦略と実行】
戦略実行のカギとなる「組織的コミュニケーション」。組織が一枚岩になるのは難しい。理屈じゃなくて気持ちを大事にした議論とコミュニケーションを。

15.【全員経営】
今、日本企業が取り戻すべき、衆知を集めた「全員経営」。社員1人1人がマクロの大局を理解して、最善の判断で俊敏に動く。

16.【現場力を鍛える】
競争力の源泉となる強い現場のつくり方。強い現場をつくる7つの条件。ビジョンの浸透、健全な意見交換、権限移譲、PDCA、見える化、スモールチーム、継続力。

17.【なぜわかっていても実行できないのか】
組織行動論の権威が示す、実行できない組織の処方箋。恐怖政治、競争の奨励、細かいことばかり評価する、過去にこだわる、などが実行できない原因。

18.【人事評価はもういらない】
GE,マイクロソフトなど米国では年次評価の廃止が進む。競争意識が相互協力を阻害するため。脳科学の検証で、人は数値でランク付けされると学習や成長にネガティブになることが判明した。

19.【現場からオフィスまで全社で展開するトヨタの自工程完結】
トヨタ自動車が取り組む、新しい「仕事の進め方」。ゴール設定し、アウトプットイメージを共有、手順をロジカルに分解・・

20.【GE式ワークアウト】
あらゆる壁を打ち破り、組織に革命を起こす改革手法。大企業病、組織の動脈硬化からの復活には、横ぐし系の組織に権限移譲する。

3章:失敗・危機・衰退

21.【失敗学のすすめ】
失敗に正しく向き合って、次に生かす。1つの大失敗の裏には29件の見える失敗があり、背後にはさらに小さなミスが300件潜む。ハインリッヒの法則。初期の段階で捉えれば大失敗は防ぐことができる。

22.【名経営者がなぜ失敗するのか】
日米欧韓、数十社の大企業の「失敗」から学ぶ経営学。過去の成功体験に縛られる、達成不可能な戦略を追う、自分の競争力を見誤る。

23.【なぜリーダーは失敗を認められないのか】
経営者が現実に向き合うための8つの教訓。権力は人を狂わせる。悪い知らせを聞く耳を持つ。隠すことなく真実を語る。長期的視野に立つ。

24.【ビジネスで失敗する人の10の法則】
コカ・コーラの名経営者が教える、ビジネスの落とし穴。生産的な仕事をしない官僚を愛する。一貫性のないメッセージを送る。反則すれすれで戦う。

25・【パラダイムの魔力】
しなやかな発想で成功するための秘訣。パラダイムシフトとはゲームのルールが変わってしまうこと。アウトサイダーが引き起こす。

26.【インテル戦略転換】
世界に君臨するインテルの企業戦略。インテルCEOの著作。戦略転換点とは「企業の生涯で基礎的要因が変化しつつあるタイミング」のこと。

27.【なぜ危機に気づけなかったのか】
リーダーの問題発見が組織を救う。優れたリーダーは問題を発見する方法を知っている。自分も組織もコミュニケーション能力を磨く。

28.【組織の盛衰】
組織が死に至る病に冒されないための処方箋。組織が衰退する3つの原因。機能体の共同体化、環境への過剰適応、成功体験への埋没。

29.【ビジョナリーカンパニー③】
徹底的な調査、分析に基づく、企業の衰退の法則。衰退の五段階。成功による傲慢、拡大路線、リスクや問題を否認、一発逆転のギャンブル、屈服。

4章:変革・復活

30.【真実の瞬間】
企業の成否を決める「真実の瞬間」とは?スカンジナビア航空社長の著作。真実の瞬間とは、顧客と出会う最初の15秒のこと。この時のサービスが成功を左右する。

31.【巨象も踊る】
IBMの辣腕経営者が、巨大企業再生の軌跡を語る。現場と顧客を訪問。焦点を絞る、実行面で秀でる、顔の見える指導。

32.【ルネッサンス】
日産を驚異のV字回復へ導いた、ゴーン流マネジメント。自らのマネジメント手法と人生哲学。「絶えず現場を訪れ、従業員の声を聴く」各部署の垣根を越えて問題処理を行う。

33.【スターバックス再生物語】
存亡の危機を脱したスターバックス、その復活劇を描いた物語。拡大路線で経営難。コーヒーの味と居心地の良さという本質を見失う。バリスタの再教育。

34.【無印良品は、仕組みが9割】
無印良品を復活させた「2000ページのマニュアル」の秘密。「仕事の仕組み」を整えれば、部下は自然と行動を変え、生産性は上がる。

35.【V字回復の経営】
「ドラマ」と「解説」の二本立て、真の改革プロセスを描く。問題の原因を分析、改革シナリオ作成、行動計画へ落とし込み、愚直に実行、成果を正当に評価。

36.【企業変革力】
組織の危機意識を高め、変革を推進するための8段階のプロセス。信頼のチームをつくり、ビジョンを繰り返し浸透させ、自発を促し、行動様式を企業文化に定着。

37.【コア事業進化論】
自社の「隠れた資産」に気づいた企業が成功する。コア事業とは自社の本業。過小評価されてる事業基盤、未活用の顧客インサイト、埋もれた能力。

38.【WHYから始めよ!】
人々を感激させる「WHY」の力とは?人をインスパイアするリーダー。自分のWHYを明確化、具現化のHOWを理解、組織を束ねる。

5章:成功企業分析+法則化

39.【エクセレント・カンパニー】
マッキンゼー出身のコンサルたちが、「優れた企業の本質とは何か」を問う。行動重視、顧客密着、自主性、生産性向上、企業価値観、基軸重視、小さな本社など。

40.【ビジョナリー・カンパニー】
超一流企業が時代を超えて輝き続ける秘密に迫ったロングセラー。大胆な目標、カルトな文化、大量に試しうまくいけば残す、生え抜き経営陣、決して満足しない。

41.【ビジョナリー・カンパニー②】
シリーズ2弾。優良企業が超優良企業へとさらなる変貌を遂げる必要条件を明らかにする。ビジョンも戦略も適切な人材を選んだ後に決める。飛躍した企業経営者はすべてハリネズミ型。

42.【ビジョナリー・カンパニー④】
スーパーエクセレントカンパニーを率いるリーダーの条件。インテル、マイクロソフトなど。同業他社の10倍のパフォーマンス「10X型企業」。リーダーは野心家、パラノイア、厳しい規律。

43.【君臨する企業の6つの法則】
激変する世界に適応し、勝ち続けるための6つの法則。プラットフォーム重視。サービス重視、組織能力重視、プル重視、規模でなく範囲、柔軟性。

44.【なぜビジネス書は間違うのか】
多くのビジネス書を誤らせる妄想の正体を暴く。ハロー効果、相関と因果の混同、要因は1つじゃない、成功例だけ分析。

45.【経営の失敗学】
失敗を巧みに回避することこそが、勝者への道。成功事例から学ぶことは難しい。見えない要因のほうが重要。絶対勝てる戦略はない。

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6章:マネジメント

46.【現代の経営 上&下】
経営の原理原則を明らかにした、経営思想家ドラッカー不朽の名著。「我々の事業は何か」「顧客は誰か」、経営管理者をいかにマネジメントするか。

47.【場の論理とマネジメント】
強い組織をつくるカギは、「場」にあり。マネジメントとは管理することではない。情報と心理を相互刺激する「場」を作ること。

48.【学習する組織】
21世紀に求められる、新しい組織像。システム思考、自己マスタリー、メンタルモデル、共有ビジョン、チーム学習。

49.【なぜ、日本企業はグローバル化でつまずくのか】
世界的ビジネススクールが教える、グローバル人材育成法。過剰品質、現場以外のマネジメントできてない、英語で議論する力を養う、ローテ、ミドルの底上げ。

50.【MBAが会社を滅ぼす】
ダメな会社ほど、MBA幻想にだまされている。マネジメントは経験、直感、分析の3つがブレンド。MBAは分析や財務等の業務機能しか教えない。

51.【経営の未来】
全社員の創造性を引き出す21世紀型マネジメント。変革についていけるスピード、イノベーションは全社員の仕事、全社員が最高の力を出す。

52.【アメーバ経営】
社員1人1人が主役の全員参加経営を実現する仕組み。京セラ稲盛社長の著作。個別採算のアメーバ経営。アメーバ個々が利益追求しエゴ出る。経営哲学の共有が大事。

53.【How Google Works】
エリックシュミットら首脳陣が明かす、グーグル成功の秘密。狭い場所に詰め込みコミュニケーション&アイデア交流、小さなチーム、権限移譲。

54.【ALLIANCE】
人と企業が信頼で結ばれる、シリコンバレー発の雇用モデル。雇用主と社員が期間を明確に定めて結ぶ提携関係。コミットメント期間を定める。

7章:マーケティング

55.【アンバサダー・マーケティング】
熱心なファンを味方につけるマーケティング戦略。アンバサダーには報酬を払わない。ツール提供、継続発掘活性化、意見を聞く、結果を追跡。

56.【なぜ「あれ」は流行るのか?】
強力に伝染する、SNS時代のクチコミの仕組みを大解剖。ソーシャルカレンシー、トリガー、感情、人目に触れる、実用的な価値、物語。

57.【ビジネスで一番、大切なこと】
ハーバードビジネススクール教授が伝える、差別化戦略。ホスタイルブランド(レッドブル)、リバースブランド(グーグル)、ブレークアウェーブランド。

58.【ザ・ディマンド】
人々の欲しい、という気持ちを引き出し、ヒットを生む法則。潜在的需要を掘り起こす仕組みを解説。技術だけではダメ。最初に共感を獲得する。

59.【マーケティング22の法則】
企業を成功に導く、マーケティング「不変の法則」。一番手になれる分野を創造する、顧客の心の中に入り込む、正直は顧客の心を開かせる。等。

60.【なぜ高くても買ってしまうのか】
消費者行動の新しい現実。もはや平均的な消費者はいない。売れる贅沢品は4つの感情を満たす。「自分を大切にする」「人とのつながり」「探求」「独特のスタイル」。

61.【USJを劇的に変えた、たった1つの考え方】
V字回復を果たした、USJのマーケティング戦略。経営危機からV字回復。「ターゲット客層の幅」「TVCMの質」「チケット価格」を改善。

62.【コトラーのマーケティング3.0】
ソーシャルメディア時代のマーケティング戦略。1.0は製品、2.0は消費者志向、3.0はSNS時代。物質的充足より精神的な豊かさ。

63.【シェア】
ソーシャルネットワークが可能にした、共有という新しい経済。利用した分だけカネ払う、中古品の個人売買、サービスや空き時間も共有。

8章:イノベーション

64.【イノベーションへの解】
破壊的イノベーション(品質は劣るが安い製品)で、新たな成長をつくり出す。破壊的イノベーションには、新市場型破壊、ローエンド型(下位顧客層取り込み)破壊がある。

65.【リバース・イノベーション】
新興国で起きたイノベーションが、世界市場を動かす。新興国が低価格品に改善を施し、競争できるようにし、富裕国市場に到達する。

66.【オープン・イノベーションの教科書】
国内外の成長企業が実践。外部の知恵を活かす新戦略。自由参加型と提携する協業型がある。

67.【イノベーションの本質】
ヒット商品の開発秘話から、イノベーションの本質を読み解く。13のヒット商品の開発の舞台裏。

68.【ゲームの変革者】
P&G流。イノベーションで新市場を創出する経営手法。アリエール、ファブリーズ、プリングルス。消費者がボス、選択と集中、自社の強み。

69.【技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか】
技術立国 日本が世界で勝てない原因を分析する。「垂直統合型・自前主義」⇒「ビジネスモデルと知財マネジメントによる国際斜形分業化」の時代。

70.【ボールド 突き抜ける力】
急激な成長と富を手に入れるための実践的マニュアル。エクスポネンシャルとは指数関数的な成長。デジタル化で無料になる、既存市場を破壊、これまでのサービスが消える。写真とか。

71.【キラー・クエスチョン】
常識の壁を破り、イノベーションを起こすための正しい質問。あなたの顧客は誰か? あなたは何を販売してるのか? あなたの組織はどのように機能してるのか?

自由と喜びのために♪
みんなが 世界を支配したがってる♪
永遠に続くものは 何もないのに♪

原曲はティアーズ・フォー・フィアーズ。85年のビルボード1位ソングで、Everybody Wants to Rule the World♪今年グラミー最優秀アルバムにノミネートされた、ロードもカバーしてます。ぼくの好きなダイアンバーチも歌ってるので、こちらのバージョンで♪

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ビジネス書を読む必要のある人は、オールタイムベスト要約版の本書はお得です。手元に置いておくと、最強のガイド本になります。

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