家のプリーツスクリーンを使っていて、ふと気づきました。
「あれ? ひもの先の部品がない……」
プリーツスクリーンには、右側に上下に開閉するための操作部分があります。そして左側には、カーテンの色を昼夜で切り替えるためのひもがあります。
今回壊れたのは、そのひもの先についている小さな球体です。
我が家で使っているのは、こんなタイプのプリーツスクリーンです。

購入したのは、なんと約26年前。
さすがにこれだけ長く使っていると、部品の一つくらい壊れても不思議ではありません。
ところが、プリーツスクリーンそのものは、今でも普通に使えています。
和紙のような風合いの生地なのですが、26年経った今でも意外なほどきれい。古さをあまり感じさせません。
こちらは、今回部品が壊れたものの反対側にあるプリーツスクリーンです。
こうして見ると、まだまだ現役で使えそうです。
つまり、問題なのはカーテンそのものではなく、本当に小さな部品一つだけ。
「この部品だけ、なんとかならないかな?」
ここから、26年前のプリーツスクリーンを何とか自分で修理できないか、考えてみることにしました。
壊れたのは、ひもの先の小さな球
今回なくなったのは、ひもの先についているプラスチック製の球体の下半分。
上半分は残っていますが、下半分だけが紛失しています。

見た目には本当に小さな部品です。
でも、この部分をつまんでひもを下に引っ張ることで、プリーツスクリーンの色を切り替えます。
つまり、単なる飾りではなく、ちゃんと毎回使う「つまみ」です。
では、この小さな部品をどうするか。
まずはメーカーのサイトを確認
こういうとき、いきなり自分で直すのではなく、まずメーカーに確認するのが基本です。
そこでニチベイのホームページを見てみました。
すると、商品の故障・修理については、メーカーが直接修理を受けるのではなく、購入した販売店や取扱店へ相談してください、という案内になっています。
さらに、部品購入についてもメーカーから直接販売はしていないとのこと。
「なるほど。26年前の商品だし、部品がまだあるかどうかも分からないな」
と思いました。
ところが、ニチベイの「取扱店検索」を調べてみると、近所ではじゅうたん王国が対応店として出てきました。
これは一度相談してみてもよさそうです。
ただし、ここで問題が。
カーテンは家に取り付けたままです。
こんな小さな部品のために、プリーツスクリーンを外して店まで持っていくわけにもいきません。
しかも、壊れているのは球体の下半分だけ。
そこで、
「似たような部品があれば、自分で直せるんじゃないか?」
と考え始めました。
残っている部品をじっくり観察
まず、残っている上半分を調べてみました。
すると、普通のプラスチックの球ではありません。
お椀のような形で中は空洞。
その中にひもの先端が通っています。
さらに、ひもは先端でぐるぐるに太く結ばれていて、球体から抜けないようになっています。
つまり、ひもを抜いて新しい部品に交換するというのは、ちょっと面倒そうです。
それなら、
残っている上半分に、下から似た形のものを取り付ければいい。
そう考えました。
サイズを測って、似た部品を探す
そこでサイズを測ってみました。
外径は約15mm。
さらに調べると、内側にはねじ穴もあります。
本来は、上下の半球を組み合わせる構造になっていたようです。
ネットで「アクリル 半球 15mm」などと検索すると、いろいろな商品が出てきました。
ガラス製のカボションもありましたが、ガラスは少し重い。
さらに探して見つけたのが、
「アクリル半球ストーン カットなし丸 15mm」
という商品。
直径約15mm、高さ約6mm。
そして透明。
「これなら、かなり近いんじゃないか?」
と思いました。
「カットなし丸」というのは、宝石のように表面を多面カットしたものではなく、つるんとした半球形という意味。
カーテンのつまみとして使うなら、こちらのほうが自然です。
しかも4個入り。
もし失敗しても、まだ予備があります。
次は接着剤をどうするか
部品が見つかったら、次は「どうやって付けるか」です。
最初は、家に余っていた100均のゼリー状瞬間接着剤でもいいのでは?と考えました。
実際、アクリルとプラスチックを接着するだけなら、それでも何とかなりそうです。
ただ、よく考えると、この球体は使用中に指でぎゅっと握ります。
そして、ひもを下方向へ引っ張ります。
毎日必ず使うわけではありませんが、数日に一度くらいは操作します。
せっかく直すのなら、なるべく長く使いたい。
そこで今回は、少し弾性があり、プラスチックなどにも使える接着剤を選ぶことにしました。
選んだのが、

いよいよ修理
アクリル半球は中実で、平らな面があります。
そこを、残っている上半球の開口部に下から合わせます。
今回はカーテンを取り付けたままなので、接着面を上向きにして作業することができません。
下向きのまま接着して、そのまま硬化を待つことにしました。
接着剤を塗って、位置を合わせて押し付けます。
10分ほど経過しても、落ちる様子はありません。
その後も問題なさそうなので、そのまま触らずに放置。
スーパーX2は瞬間接着剤ではないので、焦って使わず、しっかり硬化させることにしました。
そして、修理完了!
24時間ほど放置して、いよいよ確認。
ちゃんと付いています。

見た目も思ったより自然です。
透明のアクリル半球なので、元の部品と比べてもそれほど違和感がありません。
もちろん純正部品ではありません。
でも、
26年前のプリーツスクリーンが、数百円程度の部品と接着剤で復活しました。
これはなかなか気持ちいい。
壊れたら、まず「似たもの」を探してみる
今回、最初から「自分で直そう」と思っていたわけではありません。
まずニチベイのホームページを確認。
メーカーでは直接修理・部品販売をしていないことを知る。
取扱店検索をすると、近所のじゅうたん王国が対応店として見つかる。
でも、カーテンを持っていくのは現実的ではない。
そこで、残っている部品を観察して、サイズを測る。
そしてネットで似た形の部品を探す。
最後に、使用方法を考えて接着剤を選ぶ。
こうやって一つずつ考えていった結果、今回の方法にたどり着きました。
メーカー純正部品が手に入れば、それが一番いいのかもしれません。
でも、26年前の製品の小さな部品一つなら、「似たものを探して自分で直す」という方法も十分アリだと思います。
何より、まだ使えるカーテンを、部品一つのために買い替えずに済んだのがよかった。
さて、このアクリル半球。
いったい何年もつでしょうか。ちょっと楽しみ。
カーテンといえば「ナイロンカーテン」。これってアルバムタイトルだけで楽曲名じゃないんですよね。B面最後の曲をどうぞ♪
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