たかがナビ交換、されどナビ交換。JB74ジムニーシエラを最新9インチ彩速ナビに刷新した話と今後のカーナビのゆくえ

B74ジムニーシエラを最新9インチ彩速ナビ

愛車のJB74ジムニーシエラ(初期型)に乗って早いもので8年。そろそろ色々とアップデートしたいのですが、今回ついにナビの全面買い替えを断行することにしました。

たかがナビ交換と高を括っていたら、メカ的な知識や型番の調査、ショップとの打ち合わせなど、想像以上に頭を使う羽目に…。みんなどうやってるんだろう?と思いながら奮闘した一部始終と、打ち合わせ中にふと考えた「これからのカーナビの未来」についてまとめてみます。

 

7,000円の痛い勉強代と「最新9インチ」への決断

そもそもなぜ今ナビ交換なのか。今までついていたのは、8年間頑張ってくれたスズキ純正のケンウッド彩速7インチナビ。

機能的にはまだ動くものの、とにかく地図が古い。そして最大の引き金になったのが、「一時停止案内をしてくれない」ことでした。

実はこの前、見落としやすい一時停止で警察に捕まってしまい、反則金7,000円の痛い出費…。長年守ってきたゴールド免許も一瞬でパーになってしまいました(泣)。

一方で、我が家の奥さんが乗っている3年前の新車は、ナビが「この先、一時停止です」と親切に教えてくれるんです。「なんて素晴らしいんだ…」と痛感。奥さんの車に乗るたびに画面も見やすいし、せっかく替えるなら7インチから一気に巨大な9インチのハイエンドモデルにしてやろうと心に決めました。

 

ゼンリン地図7年付き最新型 vs 型落ちモデルの攻防

いざ機種選定。KENWOODの最新彩速ナビをチェックすると、大きな分岐点が。

旧型モデル(24年11月発売モデル):安いけれど、地図アップデートサービスがすでに終了。

最新モデル(25年11月発売モデル): 価格は約3万円高い(約12万円→15万円)が、約7年間の地図アップデートがついている!

なんでたった1年で値段差がひどいんだろうと調べると、ゼンリンとのアプデ契約問題があったようです。

「7年後に車を買い替える」という将来設計を考えると、地図が古くなってまた捕まるリスクは避けたい。3万円の価格差には泣きましたが、長期的な安心を取って長期アプデ付きの最新型(15万円)を奮発して購入しました。多分26年11月発売モデルは値段はもっと高いと思うし。アプデはSDHCでPCからDLして、その年だけ会員になって3960円でアプデできるそう。

 

最新型は「ナビ裏がすっきり」したせいで配線地獄!?

商品が届いて驚いたのが、最新モデルはナビ本体裏側の配線コネクターがかなり集約・変更されてスッキリしていること。

その反面、「車種や環境に合わせた変換カプラーがめちゃくちゃ必要」になるという罠が潜んでいました。

ネットで自分なりに適合型番を調べまくったものの、バックカメラやステアリングリモコンの変換コードは仕様が複雑すぎて素人にはお手上げ状態。

そこで、地元で信頼できるガレージへ打ち合わせに行ってきました。

ガレージでのプロの診断と役割分担

プロに実車とナビを見てもらうと、「あ、ネットで見てた品番と違いますね」と早速ご指摘が。やっぱりプロのノウハウは凄いです。素直にプロの指示に従うのが一番ですね。

結局、必要な配線は以下のように分担して準備することになりました。

スズキ純正バックカメラ変換(KNA-25CAM / 約4,000円):
ガレージ側では保証の関係上アマゾンや楽天でのパーツ購入ができないため、「これはユーザーさん側で楽天かアマゾンで買っておいてください」とのことで僕が購入。

5スピーカー用AVケーブル(KNA-25AV / 約4,000円):
我が家のシエラはフロント+ツィーター+サブウーファーの5スピーカー構成。ウーファー出力を引くためのこのケーブルもAmazonで僕が手配!

ステアリングリモコン用配線 & 開けてみないとわからない変換類(2点):
インパネを開けて現車のカプラー形状を直接見ないと最終判断ができない部分は、ガレージ側で適合品を直接手配してもらうことになりました。社外品との接続ならわかるけど純正品との接続は情報がないみたい。

来週いよいよ入庫予定ですが、開けてみて手配が必要な部品が出た場合は数日お預けになる予定。幸い我が家は車がもう1台あるし、ガレージまで徒歩30分なので「車置いて帰るんでじっくりやってください〜」と快諾。

ちなみに古くなった旧ナビは下取り値段がつかないとのことだったので、潔く処分をお願いしました。

 

これからの車内ナビの未来。Googleに握られてサブスク化する?

今回のナビ交換で頭を悩ませながら、ふと「これからのカーナビ業界」について考えてしまいました。

最近のトレンドとして、自動車メーカーが最初から巨大なモニターを標準装備して販売し、「Googleのシステムに毎月1,000円払って最新地図や機能を使う」という契約スタイルが増えてきていますよね。

勤務先の社用車(カーリース)でも、面白い出来事がありました。従来は、リース会社に「ナビ・フロアマット・ドアバイザー・ETC・ドラレコ」の5点セットを付属品としてお願いし、タイヤ交換などのメンテナンスもコミコミで月々4〜5万円支払うのが当たり前でした。

ところが最近、ある部署がマツダのCX-5を契約した際、リース会社経由ではなく「毎月約1000円の通信・ナビ利用料を直接ディーラーに支払ってください」というフローになったんです。

経理的な処理の面倒さは一旦置いておくとして…これってまさに、会社の自社サーバー(オンプレ)からクラウド(サブスク)へ移行していった流れと同じですよね。

昔:サーバーはオンプレ。ライセンス類は買い切り。(初期費用高めだがトータルは安価)

今と未来:初期費用は抑え目だが、ずっと毎月課金される(トータルは高い)

今回、僕は「7年後まで地図が更新できるゼンリン地図の買い切りナビ」を選びましたが、今後は以下のようにユーザーが完全に分かれていきそうです。

・ディスプレイオーディオ + スマホアプリ派(無料〜低価格)

・メーカー標準モニター + Google定額課金派(毎月サブスク)

・社外ハイエンドナビ + ゼンリン等買い切り派(本体が高額化)

こうなってくると、KENWOODやパイオニアなどの「後付けナビ屋さん」はどんどん生き残りが厳しくなって、社外ナビ自体がさらに高額化していくのかもしれません。

 

まとめ:みんなナビ交換どうやってるの!?

たかがナビ1台替えるだけなのに、適合確認、専用カプラーの手配、スピーカー系統の整理、ショップとの打ち合わせ…と、めちゃくちゃ頭を使いました。

知識ゼロの状態で完璧にDIYしたりネット通販だけでパーツを揃えるのは、正直リスクが高すぎます。DIY派や持ち込み派のみなさん、本当どうやって手配してるんだろう…?

印象的だったのが、今日の打ち合わせにA4x1枚の資料作ってガレージに渡したのですが、以下のやり取りがありました。

ガレージ「この必要部品のステアリングリモコン対応ハーネスと、AVケーブルの品番、何で調べました?」

ぼく「チャッピーはここ1か月ほどアホなんで、ジェミニに聞きました。時々間違えますが」

ガレージ「ジェミニは技術的な判断とか品番はよく間違うので、アンソロピックのほうがいいですよ」

ああ、ぼくアンソロのクロード使ってないんですよ。会社はコパイ、年間4~5万円課金してくれてるのでめっちゃ賢い。家はジェミニとチャッピー。でも最近チャッピーがダメダメになってる。孫さん大丈夫か。アンソロはニューカマーなので使ってなかったのですが。

今や世の中みんなAI使って仕事してるんですよね。しかも選別が始まっている。

ともあれ、プロの知恵をお借りして必要な配線手配も完了し、準備は万端。来週の入庫を経て、9インチの大画面と「一時停止案内」を手に入れた新生ジムニーシエラでドライブするのが今から楽しみです。

次に車を買い替えるのは7年後の予定。その時、車のナビは一体どうなっているのか。

Googleに支配されているのか、はたまた新しいテクノロジーが出ているのか。今からちょっと楽しみでもあり、恐怖でもあります。

 

今回自分で手配して持ち込んだもの。M912Lは長らく欠品がつづいてますよね。このまま終売で26年11月モデルになるのでしょうか。でも数か月は高いよね。

レスポンシブ広告

シェアする