【スター・ウォーズ全9作あらすじ解説⑦】エピソード7/フォースの覚醒|新たな希望を託されたレイの旅

エピソード7/フォースの覚醒

 

映画『スター・ウォーズ』全9作の物語を振り返るシリーズ。第7回は、2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』です。

前作『ジェダイの帰還』で銀河帝国が大きな打撃を受けてから、およそ30年。銀河では新共和国が成立していましたが、帝国軍の残党から生まれたファースト・オーダーが勢力を拡大し、新たな脅威となっていました。

レイア・オーガナ将軍は、行方不明となった兄ルーク・スカイウォーカーを探すため、ルークの居場所につながる地図を追っています。その一方、砂漠の惑星ジャクーで暮らす女性レイは、ドロイドのBB-8と出会ったことをきっかけに、銀河の運命を左右する戦いへと巻き込まれていきます。

ハン・ソロやチューバッカといった懐かしい仲間たちも再登場。旧三部作から続く物語を受け継ぎながら、新たな世代の冒険が始まります。

※この記事には映画のネタバレが含まれます。

あらすじをSCENEごとに振り返る

SCENE 1 レジスタンスの任務とジャクーでの出会い

レジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンは、ルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図を入手するため、砂漠の惑星ジャクーを訪れます。ポーは地図のデータをドロイドのBB-8に託しますが、そこへカイロ・レン率いるファースト・オーダーの部隊が襲撃。ポーは捕らえられてしまいます。

しかし、ストームトルーパーの一人、FN-2187がポーを救出します。彼は人を殺すことに疑問を抱き、ファースト・オーダーから脱走する決意を固めていたのです。ポーは彼に「フィン」という名前を与え、二人はタイ・ファイターを奪って脱出します。

ところが、戦闘の末に機体はジャクーへ墜落。フィンは砂漠でポーを見失いながらも、ポーのジャケットを着て行動を続けます。

一方、ジャクーで廃船から部品を集めて暮らすレイは、BB-8と出会います。BB-8が大切な地図を持っていると知ったレイは、ファースト・オーダーに追われることになり、フィンと協力して逃げることになります。

SCENE 2 ミレニアム・ファルコンと旧友との再会

ファースト・オーダーの追跡から逃れるため、レイとフィンはジャクーに放置されていた古い宇宙船に乗り込みます。それは、かつてハン・ソロが操縦していた伝説の宇宙船、ミレニアム・ファルコンでした。

二人はファルコンでジャクーを脱出しますが、やがて宇宙空間で別の船に捕獲されます。そこに現れたのは、ファルコンの本来の持ち主であるハン・ソロと、相棒のチューバッカでした。

長い年月を経て、ハンとチューバッカは再びファルコンを取り戻します。レイたちは二人と行動を共にすることになり、ルークの地図をレイアのもとへ届けるため、レジスタンスとの接触を目指します。

しかし、ファースト・オーダーも地図を追っていました。カイロ・レンは、地図を持つドロイドと、それを助けた者たちを執拗に探し続けます。

SCENE 3 カイロ・レンの正体とハン・ソロの決意

ハン・ソロたちは、かつての知人マズ・カナタが暮らす惑星タコダナを訪れます。そこでレイは、ルークのライトセーバーに触れたことをきっかけに、不思議な光景や声を体験します。自分でも理解できない力が、彼女の中に眠っていることが示されるのです。

そのころ、ファースト・オーダーは惑星タコダナを襲撃。レイはカイロ・レンに捕らえられ、ファースト・オーダーの基地へ連行されてしまいます。

カイロ・レンの本名はベン・ソロ。ハン・ソロとレイア・オーガナの息子であり、かつてはルークのもとでジェダイの修行をしていました。しかし、ダークサイドに引き寄せられ、ファースト・オーダーの一員となっていたのです。

一方、レジスタンスはファースト・オーダーの巨大兵器「スターキラー基地」の脅威を知ります。この基地は、恒星のエネルギーを利用し、遠く離れた星系を一度に破壊できる恐るべき兵器でした。

SCENE 4 スターキラー基地の攻防と父子の悲劇

ファースト・オーダーはスターキラー基地の兵器を発射し、新共和国の中心となる星系を破壊します。銀河の政治的な基盤は大きな打撃を受け、レジスタンスは残された戦力で基地を破壊する作戦に出ます。

ハン・ソロたちはスターキラー基地へ潜入し、レイの救出と基地の破壊を試みます。レイは自らのフォースの力を少しずつ目覚めさせ、捕らわれた場所から脱出。フィンや仲間たちと合流します。

ハンは、ダークサイドに落ちた息子ベンを連れ戻そうとします。父として最後の望みをかけて語りかけますが、ベンは葛藤の末にハンをライトセーバーで刺し、命を奪ってしまいます。

その後、フィンはレイを守るためカイロ・レンと戦いますが、力の差は大きく、重傷を負います。レイはライトセーバーを手に取り、カイロ・レンと対決。フォースの力を引き出し、彼を退けます。

その間、ポー・ダメロン率いるレジスタンスのパイロットたちはスターキラー基地の弱点を攻撃。基地の破壊に成功し、銀河を脅かす巨大兵器を無力化します。

SCENE 5 ルークを求めて、新たな旅へ

スターキラー基地の破壊後、レイはBB-8とR2-D2が持つ情報を手がかりに、ルーク・スカイウォーカーの居場所を突き止めます。

ルークは、かつてジェダイを育てていたものの、弟子のベン・ソロがダークサイドに落ちたことをきっかけに姿を消していました。レイは遠く離れた惑星オクトーへ向かい、孤独な生活を送るルークをついに発見します。

レイはルークにライトセーバーを差し出します。しかし、ルークがそれを受け取るのか、再びジェダイとして立ち上がるのかは、まだ明らかになりません。

こうして、レイの旅は新たな段階へと進みます。ルークの帰還、フィンの回復、そしてカイロ・レンの行く末。銀河をめぐる戦いは、まだ終わっていないのです。

まとめ:新たな希望を託された世代

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、旧三部作から続く物語を受け継ぎながら、新しい主人公たちが活躍する作品です。

砂漠の惑星ジャクーで暮らしていたレイは、BB-8との出会いをきっかけに、銀河の歴史を左右する冒険へと踏み出します。フィンはファースト・オーダーから離反し、自らの意志で戦う道を選びました。そして、かつての英雄ハン・ソロは、息子ベンを救おうと最後まで願い続けます。

一方、ルークの失踪とカイロ・レンの誕生には、ジェダイの歴史にまつわる深い謎が残されています。

旧世代から新世代へと受け継がれる希望。そして、フォースをめぐる新たな戦い。物語は次作『最後のジェダイ』へと続きます。

次回予告:エピソード8『最後のジェダイ』

ついにルーク・スカイウォーカーを見つけたレイ。しかし、ルークはなぜ姿を消し、ジェダイから距離を置いていたのでしょうか。

レジスタンスはファースト・オーダーの追撃に苦しみ、カイロ・レンもまた、自らの運命と向き合うことになります。

次回は、シリーズ第8作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を解説します。

 

本記事は以下の本から抜粋要約しました。

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