猫組長って誰?って人のために猫組長の本2冊の書評&要約をどうぞ。

猫組長「出席者全員100万円受け取った裏取れてるよ。吉本芸人は早く認めて謝罪した方がいい。どうせ来週には露見する」

数日前から大騒ぎの件。これがホントなら紳助みたいに宮迫とかロンブーとか引退となる。で「猫組長」って誰?ってなってる。

たまたま2冊ほど彼の本の「書評&要約」してるので貼っときます。本の要約見てもらうとわかると思いますが、けっこうな大物です。人脈がすごい。

2019年表と裏で読み解く日本経済―米中覇権戦争が生むポスト平成の正体
https://book-jockey.com/archives/2672

ヤクザとオイルマネー
https://donhenley.blog.so-net.ne.jp/2018-01-06

せっかくなので一部抜粋して貼っときます。リンク飛ぶのメンドイ人いるでしょ。

『2004年猫組長は原油で儲けようと現物取引を目指す。しかし日本は石油は元売りが支配し、一般人は参入できない。日本の中小の石油会社が勝手に原油を入手しようとすれば「L/C」すら出ない。一般消費者が直接損をしてないということで、独禁法も難しくてどうにもならない。

当時金融ヤクザは原油のばあい買い手側が多かったが、ただ独り売り手側に向かう。「安い原油を現地へ買いに行って、欲しがってる国へ売ればいいじゃないか」

人の紹介でマレーシアの国営石油会社ペトロナスへ行き副社長とネゴ。「日本へは大手商社にしか売らない。長期契約は個人ブローカーは無理。スポットにしろ」売ってくれないなら誰か紹介して。どこに行けば安いスポットが手に入る?「危険なところにある。大手商社が手を出さない紛争地帯へ行け」紹介してもらったのはブルネイの王族。

しかしここでも「ブルネイの石油会社はディスカウントのスポットは出さない」と。次に紹介されたのはサウジアラムコの人。その場で携帯にTELしてくれた。

サウジに行くとここでもまた、「ウチのような大会社は個人ブローカーに売らない」と。「イエメンにアロケーションホルダーがいて、ここは勝手に出せるから契約できるよ」イエメンのある部族長を紹介してくれた。アロケーションホルダーとは、油田から原油を採掘して販売する権利を持つ人。もちろん採掘権と販売権は独立している。

ここにたどり着くまでだいたい1500万円ほど使う。自分の足で稼いだ貴重な情報。

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イエメンにはサウジの石油の権利をもった部族がたくさんいる。不思議だ。なぜか?反サウジ勢力に抵抗してる部族がイエメンにはいる。敵の敵は味方ということでサウジが援助してる。しかし武器供与や直接カネを渡すと問題がある。なので石油の権利を与えている。「勝手に注文とれば、売れる石油を出してやる。コミッションをくれてやるから、それでがんばって戦えよ」

イエメンの入国は危険。フーシ派のスローガンがある。「神は偉大なり。アメリカに死を。イスラエルに死を。ユダヤに死を。イスラムに勝利を」これをアラビア語で暗唱できるようにしていた。拘束された時にこれが言えるか言えないかが生命の分岐点。

カネは必要。一般的には現金持ち込み可能額は2万ドル。ただし現金携帯輸出許可をとれば2000万円まで問題ない。相手国の制限を超えれば事前許可を取る。

ジャーナリストはなぜ殺されるのか?報道目的で危険なエリアに入る。相手にとって何の得もないから。猫組長は利益目的。拉致して殺すより乗っかって一緒にカネを儲けたほうがいい。

とうぜん彼らはAK47で武装していて、現地入りすると銃を持って囲まれる。檻があって10人ほど入ってる。どうするか聞くと数がまとまったら砂漠に捨てに行くと。

現地ガイドの料金はフルコストで3万円。現地の平均月収が当時で2万5千円。そこに個人的なコミッションをプラスする。「このビジネスを成功させたら、あなたたちにこれだけあげましょう」インセンティブをつけると、何があってもこの人を守ろうとしてくれる。インセンティブは試算表にしてあって、それをみせて相手が納得したらサイン。試算表はひな形がある。

ガイドは国境までは多いが、国境を通過すると一気に数が減って4人ぐらいになる。

ようやく60歳ぐらいの部族長に会う。出迎えも盛大。ドライに商談するのではなく、イエメンの場合は信頼関係を築くことから。会って握手して、ご飯を食べた時点でビジネスはほぼ終わっている。

部族長は「戦う資金をねん出するために、いくらでも売ってやる」とうれしそうだった。先方とこちらの利害は完全に一致。

巨額な資金はどうしたか?日本の「ポン手屋」みたいな「BC屋」が世界にはあって、それを利用した。BC(バランス・サーティフィケート)屋は手数料さえ払えば、いくらでも残高証明を出す。イエメンの部族長から委任状を手に入れる時も使った。

仲介するだけでも、買い付け資金を証明できないと信用されない。350億円のBG(バンクギャランティ)を見せて取引の承認を得た。このBGつくるのに使った金は約800万円。シティバンクが発行した本物だが、中身はスカスカのポン手と同じ。

まだまだ面白い話が続きますが今回はここまで。

読んだ印象はどうですか?かれは小物な嘘つきでしょうか?それともホンモノ?ご判断は各自で。

4月の新刊本はまだ読めてないです。

追記です。以下は要約まとめ。

【暴力が支配する一触即発の世界経済/猫組長/19年4月初版】
https://book-jockey.com/archives/4371

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